いつまで経っても雑談は苦手
私は、雑談が苦手。
もう結構な大人だけど、誰相手だったとしても雑談が苦手だ。
これはもう子供の頃から本当に変わらない、
別に面白さを求められているわけではないことはわかっている。
けど、経験した出来事を30秒以上語ることが難しい。
だから大抵友達やこれまで付き合ってきた彼氏と過ごす時は、聞き役になるしかなかった。
でも本当は自分も話したい。
でも思うように言葉が出てこない。
いつも脳みその中には100ぐらい情報があるのに、口に出すと5も出なくて、30秒にも満たず話終わる。
なぜこうなったのか
自分の話をすることができない理由として、幼少期の環境があげられる。
私は小学生の頃に親が離婚し、母親について行き、その後母親は別の人と再婚をした。
3人姉妹だったため再婚してから金銭的にはかなり楽になったことを覚えている。
初めは再婚してできた父親と仲良く過ごしていたが、とあることをきっかけに私は一切のコミュニケーションを遮断した。
つまり、一言も会話をしないようにした。
父親は家の中でもトークを回す係のような存在になっており、父親と話さない=家では一言も話さない ということになった。
学校から帰るとスマホをいじり、誰とも会話をせず出されたご飯を食べ、お風呂の順番を黙って待ち、お風呂に入り誰とも話さずに寝る。
母親は私に時々話しかけてくれたりもしたが、父親とのコミュニケーションを遮断している影響からか、母親ともうまくコミュニケーションを取れなくなっていた。
ほぼ、相槌と連絡事項だけを伝えるだけになり、家では誰とも話さなくなった。
すると学校でも自分から進んで話せなくなった。
経験したことを話す練習を家でしてないからだろうか。
言葉が思うように出てこず、小学生の頃と比べて友達ができにくくなった。
大人になってからこの雑談ができない、話すことができない、コミュニケーション障害の原因がなんなのかずっと考えていた。
考えた結果、幼少期の環境と習慣だったことがわかった。
家族というのは、唯一の存在だ。
その家族に対してまともにコミュニケーションを取れない人間が、他人と雑談できるわけがない。
幼少期の頃の環境を今になって本当に恨んでしまう。
過去を恨んだとて意味はないのだが。
雑談だけじゃなく、自分の意思を伝えるのも苦手でかなり勇気を出さないと言葉にすることができない。
伝えられたとしてもかなりエネルギーを消費して、自分の家に帰ってきてから疲れがどっと来る。
今心がけていること
今は、一人暮らしで家族のような存在もいない。
けと、毎日職場で顔を合わす人たちと意識して会話をするようにしている。
少しずつでも言葉に出すように頑張っている。
今も、家族とはまともなコミュニケーションを取ることができないが、他人とは少しずつコミュニケーションが取れるようになってきた。
毎日何かを誰かに話す。
頑張って向き合っていこうと思う。
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