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M1グランプリが更に楽しくなる3冊!!

 いよいよM1グランプリ2023(年に1度行われる結成15年以内のコンビが参加できる漫才頂上決戦)の敗者復活戦と決勝が明日行われます!
 私は読書も好きですが、お笑いもそれと同じくくらい好きなので、今からウズウズしています!

 今回は、漫才やM1グランプリを題材にした本を3冊紹介します。
 M1グランプリはテレビだけでなく、読書でも楽しめますよ!


①芸人交換日記~イエローハーツの物語~

著者:鈴木おさむ
ジャンル:小説

概要:
・放送作家の鈴木おさむさんが書いた、芸人を主役にした小説。

・結成11年目で、M1グランプリをはじめとし、これといった実績を残せていないお笑いコンビ「イエローハーツ」。
何かを変えたくてコンビ間で交換日記を始めることに。この本も、2人の交換日記で進行していく構成。

・自分たちの面白いを信じて、舞台に立ち続けるが、結果を出せない芸人の苦労や挫折がテーマ。

・物語に出てくる「夢を諦めることが出来る才能」という言葉が印象的だった。

・お客さんを笑わすために、全力でボケて、ツッコむ漫才師はやっぱりカッコいい。全漫才師をリスペクトしたくなる1冊。

・映画と漫画にもなっている!


②笑い神 M-1、その純情と狂気

著者:中村計
ジャンル:ドキュメント

概要:
・漫才頂上決戦「M-1グランプリ」で前人未到の9年連続決勝進出をした「笑い飯」を中心に、M-1がどのような大会であったのか、またそれに翻弄される漫才師や作り手のエピソードについて、著者のインタビューをもとにまとめられた本。

・漫才師の演者部分ではなく、人間そのものを垣間見えるこの本は、お笑い好きはぜひ一度読んでほしいし、読むべき!

・M1グランプリがこれだけ長く続いているのも納得だし、ただの賞レースではなく、そこには「本当の意味で人生をかけた」者たちがたくさんいることを感じた。

・お笑い好きには、間違いなくたまならく最高の1冊!(もちろん、お笑いにそれほど興味がない人にもオススメ!)

※こちらでもより詳細に紹介しています!


③言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

著者:ナイツ 塙宣之
ジャンル:ドキュメント

概要:
・M1グランプリの演者としての実績も残し(2008年から3年連続決勝進出)、現在では審査員も務める著者が書いた、非常に説得力のある1冊!

・本著は「関西弁と関東の日常言葉の違い」、「漫才と落語の比較」などの視点から、M1を考察しているところが他の考察と異なり面白い。

・演者と審査員の両方を経験した数少ない芸人である著者が、どのような視点で、お笑い、漫才、M1グランプリといったことを分析しているのかが分かり、面白さと同時に勉強にもなる。

※こちらでもより詳細に紹介しています!


以上です!
お笑い好きの方はもちろん、そうでない方も十分に楽しめる3冊ですので、ぜひ読んでみてください!
これらを読めば、漫才やM1グランプリが今よりももっと面白くなります!

明日のM1グランプリ楽しみましょう~!(^^)!

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