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怒りと涙の本当の意味

みなさんの周りで怒りっぽい人っていますか?
ちょっとしたことで怒る人っていると思いますが、あれってなんでだと思います?
あとは彼女とかですぐに泣いちゃう人っていると思います。今回はそんなすぐに泣いちゃう人とか、
すぐに怒る人の解説をしたいと思います。

結論からいうと、すぐに怒る人と、すぐに泣く人というのは「目的」を達成するためにやっているんですよ。
例えばお店に行って、、店員さんからお水をこぼされたら、怒る人っていますよね。

店員「すみません、すぐに拭きます」
客「拭けば済む問題じゃないだろ」

こんな人になんで怒っているの?と聞くと
客「水をこぼされたからに決まっているだろ」

というと思いますが、でも水をこぼされても怒らない人だっていますよね。
それはなぜですか、と聞くと
客「知るかよ、カーッとなったんだよ」
みたいにいう人がいますが、これはね嘘なんですよ。

カーッとなって怒る人はいません。
こうゆう人は目的があるんですよ。

例えば怒ってストレスを発散したいとか、人を攻撃して支配したとかね。
そんな気持ちを抱えていたときに、うまい理由が転がってきたから、使っているだけなんですよね。

で、これを言うと
「いや、違う、無意識に言っただけだ」ってなるんですが、
人間って感情には左右されていなくて、目的によって感情を使い分けているんですよ。

例えばこんな例があるんですが、
子供にブチ切れているお母さんが
母「あんたはいつもそうなんだから、なんで早く片付けないの」
電話が鳴って
母「あら、先生どうも…またお願いします」
母「大体あんたはね」

みたいに、子供にはいうことを聞かせたい母になり、先生にはおしとやかな母に見られたいから
それぞれ目的によって感情を使い分けているだけなんですよ。
つまり怒りというのは出し入れが可能な便利な道具なんですよ。
人間がもし、カーッとなってというように、感情に支配されているならこんな行動はできないし、この母親のような例は説明がつきませんよね。

これは泣くというような行為も一緒です。
彼氏「おいおい泣くなよ」
彼女「だってあなたがひどいから」

って泣くのも、泣くことで相手を支配したいから、相手を自分の思い通りに動かしたいからやっているだけなんですよ。
大抵の男性は女性が泣くとそれ以上は言えなくなる、そのために涙を利用しているんですよね。
こういうと、そこまで考えていない、悲しくて涙が出ているっていう反論をする人がいるんですが、
おそらくそうゆう人は泣くことで、トラブルを解決した過去があったから、泣くことが体の中に成功体験として染み付いている可能性が高いです。
小学校の頃に男子に意地悪されて、泣いたことでみんなが味方になってくれたりとかね。


つまり僕らって目的を達成するためにも、自分の感情とかを利用して、正当化して相手を説得しようとしている場合が多いんですね。そのよく使われるものが、怒りとか涙の可能性がかなり高いんです。

じゃあすぐに怒る人や泣く人にどのような対策をとったら良いのかというと、

まずあなたが何かをやらかしましたと、
それで相手が怒ってきたときは
「やってしまったことは本当にごめんなさい。でも大声を出すのはやめて」
もし相手が泣いてきたら
「僕がやったことは本当に悪かったと思っているよ。今度からこうするtから、泣くのはやめてほしい」
っていうふうに冷静に話すことです。

あなたが何かをしてしまった事実は受け止めましょう。
だからと言って、相手の怒りや涙の攻撃を際限なく受け止める義理はありません。

怒りや涙で相手に言うことを聞かせるのって、
暴力で相手から金を巻き上げたりとか、体を要求したりとかね、
あとはおもちゃ売り場で泣き喚いている子供と大差なんですよね。

短期的には効果があるかもしれないですが、長期的には絶対に損をします。
だからもしあなたが感情的になりそうなときは、怒りや涙ではなく言葉で説明をするようにしてみてください。
「その行動は辛かったから、次からはこうしてくれないかな」
「あなたのその言葉は悲しかったから、今度はこうしてくれない」
これが大人の行動ですよ。

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