見出し画像

街の夜明けの流れ星@街中のベランダより

スローシャッターにハマって三脚購入した記念に夜の空の撮影をしようと思った。思ったのだけど酒を呑んでしまいできず。
夜明けまえ4時過ぎに目が覚め朦朧とした脳みそで曖昧な葛藤が・・・
まだ眠い。このままめをつぶれば温かな布団のなかで、もう一眠りできる。
どうせ、街中の夜空なんて星もさして見えない。
いつかは、いつもの森の星空を撮りに行くために練習はしなくちゃ、とはいえ今日、この糞寒い朝でなくてもいいではないか。眠いし。

とりあえずトイレついでに窓をあけて空を見てみる。寒い、超寒い。
でも、昨夜酒を飲みながら見上げた空よりも見える星の数は多いな。
意を決して、早朝から夜空撮影の練習をすることにした。
練習だから、少しの星でもいいではないか。
明るいが寒い部屋のなかで三脚とカメラの設定をして、狭いベランダに三脚を設置する。さらに寒い。
以下すべて、カメラはOM-1、レンズは12-40mm f2.8pro、三脚は velbon N543MTです。

目視ではこんな感じ。

ライブコンポジット 1.6秒 f2.8 ISO1000(auto)

少ないよね。でも、街中ってこんな感じなんだ。それで、、
ライブコンポジットという機能を使ってみる。
ようは、バルブでは明るくなりすぎるのを抑える機能の1.6秒の画像をカメラの中で重ね合わせるような。
だから、1.6秒ではなく、1.6秒☓◯回ということになるのだけど、これがデータとしてExifにでてこないことがわかった。つまり正確な露光時間がわからない。見た目でシャッターを切り上げた感じである。
ちなみに6秒だとしたのような感じなので、明るめの街なかでは短いほうがいいみたい

6秒

いずれにしろ、ネットでみるような星空写真にはならない。
基本的に見える星の数が少ないから仕方ないのだよな。
と、考えながら見える範囲の空をながめる。
あれ、もしや北斗七星?(なぜ「ほくとひちせい」で変換できない?)
小学校以来の確認かもしれない。

3.2秒 F2.8 -1EV

ちょっと長時間露光をしてみようと、モニターを見ながら時間を測ってみる。すると、どんどん星の数が増えていくのだ。
肉眼でみえない星も、カメラが拾っていきどんどん星が増える。
肉眼の数倍、カメラとレンズが優秀なのだ。
面白くなって20分粘ってみた。

2.0秒☓◯回 約20分露光 f2.8

面白いことに星の色が見える。さらに、流れ星が2つ。
北にむかったため、北極星がわかるね。
正直にいって、カメラの目に驚いた。
こんなに写るんだ。

カメラの向きを西の方に変えてさらに試してみる。
こちらのほうが肉眼で見える星も少し多いような気がする。
ま、街中なのでしれてますが^^;

2秒☓◯ 多分1分くらい

さて、20分よりさらに長く露光してみるか、

2秒☓◯回 約40分 f2.8  isoAuto 1000

わお、2つの長い流れ星が、、、、左に上のほうに写ってるのはなんだろう?まさかのオーロラ???なわけないわな。雲かな?

今度は北西の方角。

2秒☓◯回 多分10分くらい 

北西の方角は星の数はいまいちだが、また流れ星がうつった。長い流れ星だ。
街中ということで完全にあきらめて空をみることもなかったふたご座流星群もカメラだったら捉えることができるかもしれないな。


さて、すでに6時近くになっている。
そろそろ空が明るくなってくるに違いない。
東の空も撮ってみるか。

2秒☓◯回 時間不明

白みかかった夜明け直前の空。
バルブでも撮ってみたが、街中の明るさではすぐに全体が明るくなってしまい写真にならなかった。

いつもの森も、街に近いといえば近いからさほど夜空は期待できないと、想像していたけど街中でこれだけ写るなら、結構いけるかもしれない。
絶対にここよりも肉眼で見える星も多いはずだし、そのうえカメラが捉える星もきっと多いに違いない。

上の池の上の星空、下の池の上の星空、、、なんなら池に映る月なんて、、、いろいろイマジネーションが広がる。

ただね、夜中に森に突撃するのは結構恐ろしいんだよね。
イノシシやクマや、、、森の精霊なんかに怒られそうだし、、、
この寒さのなかでいくのは、無謀かもしれない。

とりあえず駐車場で森の陰と星空ぐらいをためしてみようかな、笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?