ハラリ20190220

フェイスブックの挑戦

ユヴァル・ノア・ハラリの最新作

『21 Lessons for the 21st Century』英語版の要約 ‘Part 2 The Political Challenge’ Ch.5 ‘Humans have bodies’ P85~88

‘人間には身体がある。’

#ザッカーバーグ ’、‘ #フェイスブック ’という言葉がわずか4ページのあいだに何度も、何度も、リフレインしていました。繰り返すとは、強調です。ハラリ氏がこれほどの強調を使ったのを、私は今までに見たことがありません。なぜでしょう?21世紀に大きな存在になり、もの凄い影響力を持っているから。加えて、21世紀に世界を変える挑戦に挑んでいるから、、、にほかなりません。どういった点で、それらが当てはまるのかを考えながら読んで頂けると、理解が深まるかもしれまん。

#カリフォルニア はしばしば地震に襲われるが、2016年のイギリスEU離脱投票の政治的余波は、 #シリコンバレー に深い衝撃を与え続けている。

その投票が問題の一役を担っていると認識すると、エンジニアがベストを尽くそうとも、実際の解決方を試みようとも、 #コンピュータウィザード は反応をみせる。 #メンローパーク にある #フェイスブック の司令部ほど、大きく反応をみせる場所はない。それは、理解の範囲を超えるほどだ。

#フェイスブック のビジネスは、 #ソーシャルネットワーキング であるため、社会的な混乱に歩調を合わせたかたちをとる。

さて。 #ザッカーバーグ の究極的な目標は、10億人の人が有意義な #コミュニティー に集うための手助けすることである。

もしそれができたのならば、ここ数10年に見受けられた #コミュニティー への失望を好転させるだけにとどまらず。私たちの社会組織を堅固なものにして、世界をより近いものにするであろう。

残念なことに。ここ数世紀にわたり、親密な #コミュニティー というものは崩壊してきた。

お互いを実際に知っている人たちの小さなグループを、国家や政治組織といった想像上の #コミュニティー に置き換えるといった試みは、決して十分に成功したとは言えない。

国家成員の100万の同胞も、共産主義政党の100万の同志も、本当の兄弟や友達が与えてくれるような温かい親しみをもたらしてくれはしない。

とりわけ、よりつながりが強くなった地球のなかで、人々は孤独な人生を生きている。

私たちの時代の社会的、政治的混乱の多くが、この不安感の表れと言える。

#ザッカーバーグ の、人をお互いにつなぎなおすという #ビジョン は、それゆえタイムリーなものである。

論より証拠で、この #ビジョン を遂行するためには、 #フェイスブック はすべてのビジネスモデルを変革しなければならない。

人々の関心を分析し、それを広告主に売ることでお金を稼いでいたのでは、 #グローバルコミュニティー の建設は成しえない。しかしながら、 #ザッカーバーグ のそのようなビジョンを構築した志は、称賛に値するものである。

#フェイスブック のもくろみを独自のものとしているのは、 #グローバル な視点であり、 #テクノロジー への深い信念である。新しい #フェイスブックAI は、有意義な #コミュニティー を定義できるばかりでなく、私たちの社会組織を強くして、世界をより近いものにする。

#AIを 車を運転するのに使うことやガンを診察するのに使うことよりも、そのことは崇高な理想に満ちている。

#フェイスブック のコミュニティービジョンは、 #グローバル な視点で社会の再構築案を練るのに #AIを 使うという初めての試みである。

それゆえ、厳しい試練が待ち受けているかもしれない。

もしそれが成功すれば、

私たちはそのような試みを多く目にするようになるであろう。そして、 #アルゴリズム#ソーシャルネットワーク の新しい #あるじと して知られるようになる。

もしそれが失敗すれば、

新しい #テクノロジー の限界が露呈するであろう。そして、 #アルゴリズム は車を誘導し病気を診察するのには都合のいいものであるが。

いざ社会的問題を解決するとなると、私たちは政治家や聖職者に依然として頼らざるを得なくなる。

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