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就活から離れて思うこと。

私に必要だったのは、就職そのものの支援というよりも、
自分の気持ちを理解した上で受け入れる支援や現場なんだなと思う。

色々なところで相談したけれど
私の担当にあたったキャリアカウンセラーは男性で、
残念ながらそのうち一人の方は「元気があればなんでもできる」という
いわゆるオラオラ系だったので(今このご時世でコレをいうのも難だけど)、
私は「それじゃあ解決できるものもできません」という、冷めた気持ちがあったことも気がついた。

やっぱり、私は女性で、氷河期世代で、非正規を渡り歩いてきたジョブホッパーで、パワハラ被害者としての経験で「就職が怖い」という気持ちがある。
ついでに言えば、今回の就活では、面接の場で暴言を吐かれたり、面接では聞いていけないと定められていることを結構根掘り葉掘り聞いてくる企業もあったこと、私がなぜか「大人の対応」をしなければならないようなことが起きたのも、大きな負担になっていたと気がつく。

休み休みするのも結構ストレスで、
予定がないと出かけることもなくなる。
もちろんお金がなくなる不安もあるけれど、
「家にいる」とどんどん何もしなくなってくるので、
「結果的に引きこもりになる」不安の方が強くなるのだと気が付く。

最近、地元のサポートステーションに登録して
労働者共同組合について学ぶ機会を得たり、そこでの勉強会に参加してみる。自分のことを話したり、新しい働き方を考えたり。
同時に友人や人生の先輩に話を聞いてもらったり。
今の自分に合った働き方、何が不安なのか、今抱えていることを色々解放する時間に充ててみる。

よくよく考えたら、この半年間ではなく、東京に出てから就いた企業でのハラスメント、その後のコロナでのアルバイト+臨時職員での仕事は「いいように使われた」ストレスもあったのだと気づく。
それだと、仕事に就くことにネガティブにもなる。
「生産性がない」「役に立たない人間」という考えが抜けないのは当然だなとしか言いようがない。

圧迫面接や、面接時での暴言、法律違反をした企業の報告をしていくこともだいぶ自分のきもちの整理ができることも理解できた(残念だけど、求人サイトは、暴言を吐いた企業の情報を連絡したら、求職者が公的機関に報告してくださいという対応だった。この対応で、「求職者の気持ちは考えないんだな、転職サイトは」と、悟った。こっちはお金払ってないもんね)。

来年度まで、リハビリのように仕事をしようと思う。それが、例えば短時間で時給が1500円以上の短期間のオフィスワークにするか、とりあえず興味のある分野のアルバイトをするか悩み中。どちらにせよ、いいように扱われたくはないので、支援を受けながら求人に応募しようとは決めている。


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