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-海外旅行の必需品だった地球の歩き方VOL.1-

 国内の歩き方でV字回復を見せている地球の歩き方。スマートフォンが普及するまでは海外旅行には持って行っていた方も多いのでは?私もその一人。厚みが結構あって重いのだけど、見やすくて便利だったな。友人は行った場所のページは破棄する方法で旅を楽しんでいたが、私はそのまま一緒に帰国していた。その本で最初に行ったのはヨーロッパ。若さゆえ時間だけがあったあの頃、電車で回った思い出話を少し書こうかなと思います。とは言えフランス、イタリア、スイスの3か国だけですが。

TGV

 フランス・パリから向かったのはワインで有名なボルドー約3時間の旅
前に5歳くらいの男の子が座っていて暇だから後を振り返り私をいじってきた。少しフランス語を習っていたので、かんた~んな会話をして暇を潰していた。初めて乗るTGV、新幹線より座席が深く長旅に向いていたので車窓からの緑豊かな景色も楽しめた。

BORDEAUX

 ボルドーに着くとフランス人の友人とその彼氏が迎えに来てくれていたのだけど直ぐに会えず。私を知らない彼氏と2人別れて駅の構内を探していた。アジア人は目立つから分かると思ったらしい、が彼氏は全く関係ないアジア人に声をかけ挨拶をした、と後で笑いながら話していた。
 ボルドーの街中は中世の雰囲気があって好きな色合いをしていた。車、バイク、自転車は通行不可なので綺麗に保存されている。

BORDEAUX

 ここには一晩泊って翌日には友人の実家があるDAXという町へ ここはボルドーから西へTGVの駅で2駅ほど行った温泉が有名なところ。温泉のお湯が沸き出ていた⁈ 友人の家族は皆優しくて思いやりがあって素敵な家族だった。何かお返しをしなければと思っていたら、ママからリクエストがきてそのミッションをクリアーすべく奮闘したことを書かせてもらう。
1、庭にある草花を使って日本の花を生けて欲しい 
 剣山がないと難しい→ 持っていた
2、日本料理を作って欲しい 
 醤油がないと作れないな→ おばあちゃんの冷蔵庫に何故かキッコ-マン醤油が かくかくしかじかでこなした。
 花は器ごと入院している親戚に届け、作った肉じゃがはまずまずだった。白米は無かったがみなフランスパンで問題なく食してくれた 笑 
ただ、ママンが後ろでずっと作り方をメモしていたのが怖かった。。。

DAX

 夜は友人の部屋で私は休み、友人は彼氏と一緒に一人暮らし中の弟の部屋で寝る段取りだったのだが、急に弟が帰宅した。何の問題もないよと言って寝袋をリビングの床にひいて寝ていた弟。こちらの人はキャンプとかよくするので平気みたい。季節も夏前だったから寒くないとは言え軽いカルチャーショックだったな。
 翌日は友人と一緒にバイヨンヌの海岸線へ 避暑地、観光地とあって地元民で賑わっていた記憶がある。気持ちのいい気温と吹き上げる風が強烈だったことも。

BIYONN

 ここから、ママンが作ってくれたサンドウィッチと一緒に水、バナナを持って寝台列車に乗り込み映画の街カンヌを目指す 続く。。。

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