アイドル短歌(5)
適当にやった投げチューがうける現象まじでほんと腹立つ
少しでも寒い夜にはさみしくてあなたが生きた季節を探す
欠けていく月をみながら綺麗だといった君まで欠けなくていい
やわらかな頬にたくさんの愛情つめこんでまた元気になって
人の舌がざらついていると気づいたのは(16)のよく冷えた冬
お弁当に入っている獅子唐がすべて辛いと信じるきみ
誰からも見られてしまう世の中に誰も見てないボクらの相性
冬の人を愛すわたしはこのまま春を知らない人生でいい
あたたかな春の人からかおる花 さむい時間をしらずに生きて
澄んだ空 星々をじっとみつめる横顔にいま、ささやかな、すき
あいらぶゆーじゃなくて、"きみが幸せになってくれなきゃこまる"と書いた
愛のひとと戦うほどみにくいの 撃たれる前に降参します