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こんな工具があったらいいのに!配管工が考える『夢の工具』リスト

毎日配管をしていると、この工具使いにくいなぁとか、こんな機能があったらいいのにと思うことは多々あります。作業をもっと効率よく進めるためにも、ここにそれらをまとめておきたいと思います。

もし「それ、既にあるよ」とか「自分で作ったよ」という方がいたら教えていただけると嬉しいです。思いつくたびにここに追記していきます。


■ガトリング式ナイスジョイント拡管機

ナイスジョイントの拡管機って、各サイズのアダプター交換がマジで面倒じゃないですか?いろんなサイズがある時はアダプターをあまり交換したくないがために加工の順番を考えたりもします。

だからいっそのこと、全てのサイズ(13SU〜60SU)までがガドリングガンみたいに付いているようにしたらいいと思うんです。横並びだとすごく場所を取るきがするので・・・もちろんアダプター部と本体は取り外しができるようにして。

■SDSのビットホルダー

インパクトドライバーのビット用ホルダーはたくさんありますし使っていますが、SDS用のビットホルダーは見たことがありません。巻き出し配管や器具付けで特定のキリ(6ミリ・8ミリなど)を持ち歩く際に、常にホルダーにぶら下げておきたいケースもあります。

ホルダー自体がゴツくて重たくてはぶら下げる気にならないので、コンパクトなやつがいいですね。

■水が出るマゼラー

モルタルを大量に練る時に、いつも水の量の調整が面倒だなぁと感じています。水を入れすぎてトロトロになってしまい逆にモルタルを足しすぎてしまってパサパサになって、ちまちま水を足して・・・みたいなことです。

で、いつも思うのは「マゼラーから水出ればいいのに」ってこと。ホースを繋ぐとかタンク式にするとかその辺は分かりませんが、給水ボタンを押すと芯の先から水が出るようなイメージです。

■樹脂製のレンチ類

別に樹脂製でなくても良いのですが、とにかく「軽くしたい」ということです。強度は限られてしまうのかもしれませんが、金属製よるもはるかに軽くなります。どうしても強度が出せないなら、持ち手の部分だけ樹脂にするなどでもだいぶ軽くなると思います。

3Dプリンターを使えばとりあえずは作れそうな気がするので、お持ちの方はぜひ作ってください。

■横型ソケットビット(インパクト用)

インパクトドライバーやインパクトレンチでナットを締付ける際に、狭かったり障害物があったりで入らないことがあります。ユニバーサルビットを使えば多少の融通は効きますが、それでも範囲は限られますよね。

なので完全に横型になったビットがあるとありがたいのですが。イメージですが、「大工の助さん」という商品がありまして、形状はそんな感じです。

■焼けないチップソーの刃

チップソーはパイプが素早く切れるので、使用許可が出る現場なら積極的に使いたいところ。ただ、鉄管の類をしこたま切ろうとするとすぐに焼けてしまい使い物にならなくなってしまいます。

刃物だから高温になると焼けてしまうのは仕方ないですが、刃1枚でもかなり高額なものですし、せっかく効率的に加工しようと思って段取ったのに刃がすぐに焼けてしまっては結局コストが高くなりますし、「やっぱバンドソーにしよ」て思ってしまいます。

焼けないチップソーの刃があるなら、配管の切断はそれ一択になりそうです。

■折れないバンドソーの刃

バンドソーはパイプのみならず鋼材の切断などにも使えて現場では重宝します。ただこれも一定の時間使うといきなり「パキッ」という感じで刃が折れるんですよね。まだまだ刃自体は使える状態なのにです。

刃が生きてるのに折れたことで使えなくなるのは非常にもったいない話で、だから刃がボロボロになるまで折れないでくれるとありがたいと思うわけです。

■柄の長さを調整できるレンチ類

レンチ類は口が大きく開くものほど柄も長くなりますよね。だから力を入れたい時にヤトイを使って更に柄を長くしたりするわけですが、これが結構しまう時に邪魔だったり狭小箇所で柄がぶつかって使えなかったりするわけですよ。

なので、例えば挿しこみ方式やねじ込み方式など、強度が確保できればなんでも良いので柄の長さを調整できるといいなと思うわけです。ベストは伸縮式なのですが、さすがにそれで強度を出すのは難しいかなと思っています。



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