日本SF短編小説 入門編 最初の12冊
●はじめに
さて、一つ前の海外短編に引き続いて日本国内版。
①2006年 SFマガジンオールタイムベスト
②2014年 SFマガジンオールタイムベスト
③@WasuiMatui2014 さんによるツイッターでの投票
④星雲賞
の4つのランキングをまとめて、重複分を削除したところ、大体150本くらいになった。ランキングの上の方は大体全部重複してるので、今回はその4つをまとめ、本やアンソロジーに収録されてる先を調べてみた。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/11Dlvuod8sA4mojh1LNj2H5cRkTfgpkR3wWEN3V8NUIU/edit?usp=sharing
……とまあ、これで話が終わってしまうのだけど、今回はこのランキングをかなり網羅できる12冊を選んでご紹介。これだけで1/3の50作品ほどに触れられるんだから入門にはぴったりでしょ。リストの終わりには定番アンソロジーのリストもつけておいたので次の一歩はこれだ。
以下、海外版みたいに一冊ずつ細かく触れず、単純に紹介していきます。これも僕が読んでない作品ばかりなのでそこはあしからず。
●12冊リスト
1&2 『ボッコちゃん』『ようこそ地球さん』星新一
3 『象られた力』飛浩隆
4『日本SF短篇50 II』
5 『てのひらの宇宙 : 星雲賞短編SF傑作選』
6 『結晶銀河 2010年 年刊日本SF傑作選』
7 『日本SF短篇50 IV』
8 『老ヴォールの惑星』小川一水
9 『60年代日本SFベスト集成』
10 『ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S> 』
11 『日本SF全集 2 1972~1977』
12 『不思議の扉 午後の教室』
●
以上12冊でランキングにある人気作の多くに触れることが出来ます。大森望さん編集のアンソロジーだらけですね。すげえ。もちろん、アンソロジーにない単行本・文庫本収録の作品もたっくさんありますので、リストを見て面白そうなのを探してもらうのも良いかと。それではハッピー短編SFライフを。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/11Dlvuod8sA4mojh1LNj2H5cRkTfgpkR3wWEN3V8NUIU/edit?usp=sharing
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