あたくしもうズタズタでして(Atakushi_Mou_Zutazutadeshite)
この人生で振られた回数は8回。
保育園生時代に1回。小学生時代に3回。高校生時代に1回。浪人時代に1回。大学に入って2回。
失敗から多くの知見は得られるのでとても良かったと自分に言いきかせると同時に得も言われぬ感情を抱えるようになった。
それは恐怖。
人へ思いを伝えることへの恐怖。
自らの好意は相手に必要とされず身勝手なものだと思い知らされる恐怖。「好きだ」という思いの強さや好意を示す行動は何ら意味がなかったと否定される恐怖。
今度こそはと息巻いて思いを精一杯伝えても報われない虚しさや何人もの片思いの相手から否定され自信を無くしていく自分を見せつけられる恐怖......…正直、恋愛は苦行でしかねぇ。楽しい思いなんてしたことないし。
でも、ほんとは気付いてる、ほとんど自分のせいで振られたことに。
顔が良くなくて振られたこと。
告白したタイミングがくそほど悪かったこと。
それまでの行いを振り返って良い男性と思われず振られたこと。
純粋に男性としてではなく都合のいい財布だっただけだったこと。
男性として見られていなかったために振られたこと。
何より自分がいたらないことに未だ正面から向き合えない自分がいることに何回も振られた私は気づいている。それを認めると自分を自分ですべて否定しなくてはならないような気がしてのみこみ切れないだけであることに私は気づいている。
私が一つ納得いかないとすればどの女性も潔く終わらせてくれなかったこと。
振ったあとで「あなたはいい人だからきっと他にいい人がいるよ.....」とか「部活頑張って。」とか慰めにもならないような言葉をかけてその場を去ることはどうしても納得できない。
なぜなら、私が「いい人」なぜ私を選ばないのかわからないし、「部活を頑張った」ところで振った女性が好きになってくれるわけではないのにそんな言葉を自己満足でかけて去っていくからである。
だから誰かを振ったなら振った言い訳や理由などは仲のいい友達に話せばいいことであって、わざわざ自分をよく見せようとするために振った直後で放心状態の相手にいうセリフではないということをこの世のすべての女性はしるべだと思う。
ていうか、それでも言ってくる女性は少し共感性に欠ける。
全ての男性に言えることではないが告白するとき、きっと私たち男性はとてつもない緊張と不安の中で今まで相手の気を引くために行ってきたことを唯一のよりどころにして告白をする。
そして振られたとき悲しみや辛さからそれまでの人生で最も完全な方針状態に陥る。(女性だってそうかもしれない)
そこに建前の言葉を慰めのつもりで送っても、慰めにならないだろうし、相手に疑念や疑問を残すか、変な勘違いをされるだけである。
だから、たのむから振った相手にくれぐれも適当で無意味な慰めの言葉をかけないでほしい。
相手の自尊心と告白をした勇気に敬意を払ってほしい。
と今まで恋愛の持論を語ったわけだが今まであたくしはクソほど役に立たないと思われるお言葉を2~3人からいただいております。
あたくしもうズタズタでして。
慰めてくださる方、男女問わず募集中です。
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