見出し画像

直母拒否ベビーのその後。

やっと書けた。
ずっと続きを書きたいと思っていて。

約1年前に投稿したこちらの記事。

1年経った今もたくさんの方に読んでいただけているようでうれしいです。

実はこの記事を書いたあと、
忘れもしない 3月31日〜4月3日くらいの間。この間だけ、1日に数回 直母できたんです。

保護器などもなしで、次の授乳まで持つほどしっかり飲んでくれて、
寝る前におっぱいだけを飲んで就寝、という夢のような経験もできました。

「このままいけるのか…!!」と大きな期待感を持ったのも束の間、
数日の直母成功期間を経て、これまで以上に練習を嫌がり始める日々がやってきました。

大泣きして嫌がる娘の頭を 乳房に近づけ、口に乳首を突っ込む。
なんだかその行為が 虐待じみたように感じてきてしまって。
(嫌がってるのに無理やり口に何かを突っ込んでいるわけですから、私だったらだいぶ嫌だ。)

もう、そう思ってしまったら、ダメだなと思って。
自分にとっても娘にとっても、このまま続けるのはできないと思って。
この出来事をきっかけに、もう母乳は諦めることにしました。


というわけで、生後2ヶ月を待たずして完ミ移行した我が子ですが、1歳になる1週間ほど前に卒乳(卒ミ)。

とにかく ご飯を食べるのが大好きで、
哺乳瓶もミルクも、まったく執着することなく卒乳を迎えました。

そもそも離乳食後期になってからは
「ミルク?あるんならもらうけど?」
くらいの執着度合いで、卒乳してからミルク缶や他の子が飲んでいるのを見ても欲しがったりすることはありませんでした。
(牛乳飲むのは大好きですが!これはベビーたちみんなかな?)

1年前にわたしが心配していたこともほとんど杞憂に終わり、
娘はすくすく(ぶくぶく?)、まるまると育っております。

ここからは、
1年前の記事の見出しを引用し、実際の状況と比較しながら自分自身の備忘録として記録しておこうと思います。


1:スキンシップ

「直母でしか得られないスキンシップ」
なんてなかった、たぶん。

泣いたら抱きしめ、泣いてなくても抱きしめ、
一緒にお風呂に入り、1日中一緒に過ごす。

完ミの娘はわたし(母)のことが大好きで(ありがとう)
寝る時はわたしに触れていないと寝付けないし、
わたしが1人で出かけることがあるとその気配を察し、泣いて引き留めてくれます。
(最終的には泣きながら旦那に引き剥がされる)

直母じゃなくても、母乳じゃなくても、
子との愛着なんてしっっっっかり築けると思います。まったく問題なし、今のところ👌🏻


2:免疫

これは一番 心配していたことでしたが、

生後4ヶ月でコロナ(from旦那)に罹ったものの2日間の発熱のみでpass。

10ヶ月ごろに旦那が特大インフルになるものの、移らずにpass。

(どちらもわたしは無傷でした、母って強すぎん?)

児童センターでおもちゃや机を舐めまくり、手足口病に罹ったりはしましたが、
なんかどちらかというと免疫強めのベビーに育ちました。

完ミでも割と元気な子になってくれてありがたい…
関係あることもちろんあると思うけど、今のところあんま関係ないかも。たぶん。


3:お金

これはどうしようもない。生かすためだもん、お金はもちろん完母よりかかったと思います。

あと出かける準備や荷物の多さももちろん面倒だった。でも仕方ない、出かけたいし、生かすためだもん。

最終的には出かける準備も爆速でできるようになりました。問題なし。


まあミルクにお金がかかった分、
というよりはミルクで添加物?人工物?をたくさん与えることになったので、
離乳食はできるだけ手作りで……と意識はしてみました。
幸いよく食べてくれる子だったので、手作りも続けられました。でもベビーフードでも食べるし、とにかく「食べる」ことが好きなご様子。

そのおかげあって、2500g程度の小さめで生まれた娘、
10ヶ月検診で「男の子の平均より一回り大きいね〜」の体重を記録。
まんまるのお顔とぱんぱんのお腹のかわいい姿に成長しました。


というように、母乳とミルクで揺れていたわたしの心配はありがたい形で無用なものとなりました。


お母さんも赤ちゃんも、取り巻く環境も状況も、
ほんとに千差万別人それぞれ。

わたしのパターンはこうでした、というだけなので
比較はしてほしくないしノークレームノーリターンでお願いしたいですが、

「直母拒否」「乳頭混乱」と夜な夜な検索して悩んでいるお母さんたちの心が、
なんか少しでも軽くなったりしたらめちゃくちゃうれしいかもです。


備忘録、といいつつ、
そんな烏滸がましい気持ちもちょっぴり含んだnoteでした。


1歳になった娘、めちゃくちゃ可愛い。
愛の塊だし、愛の権化って感じがします。


見慣れたこの世界、すべてが"初めて"のあなたの目にはどう映るのか。一緒に経験できるのが楽しみ。

どうかこの子の人生が、明るい未来で溢れていますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?