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自分以外の人のことを考える

今日は朝からやる気が起きませんでした。
基本的に気持ちにそこまでムラのない性質なのですが、今日はストレス発散を身体が必要としていることに気づきました。
午前中買い物にいって謎のチーズケーキセット(指の長さほどのケーキが6つくらい乗っている)を買いました。
飽和脂肪酸が使われています、というようなことが表面に書かれていましたがもうたまには「どうでもいいわ」と"私"が思うことも私は許容しようと思います。

とりあえずチーズケーキを食べて(食べたくらいで)気持ちがやや回復してnoteを開いて、ふと思い浮かんだことがあります。
たまに、自身の親ではなく夫の親が亡くなることを想像することがあります。そして勝手につらくなります。
夫と結婚したのち夫の両親とも交流が始まったときには、生きてきた環境の違いなどが気になって馴染めないかも、と思ったことも多々ありました。
夫と結婚する前に、夫の実家に夫抜きで宿泊する機会もありましたが振り返ると結構稀なケースなのかもと思います。
夫の両親のことは今でも?「お母さま」「お父さま」と呼んでいます。
2人は私のことをさん付けで呼びます。
入籍直後、母の日が近いのでプレゼントを差し上げたときのお母さまの喜んだ顔をよく覚えています。
「自分の子供にもこんなことしてもらったことがない!」と。
実はお母さまの言動が”気になる”ことは度々ありました。
夫にしびれをきらして話すと「過ごす時間が少ないから慣れずにそう思うのかも」と言われました。世の奥さま方、どう思われますか?(笑)
私は次第にその言葉の意味が分かってきました。
母の日と父の日にプレゼントを贈り、2か月に1回くらいは電話をして(夫に電話しよう、と声かけ)、年に2回帰省する。
最初は気を遣って、気になりすぎて疲れ切って滞在日数を短くしていた帰省も次第に伸びていきました。
私が京都~大阪出張をした際には(もちろん単身で)夫の実家@関西圏に泊めていただき、夕食を夫家族思い出の近所のお店に行きご馳走したこともあります。
そして、2人を東京2泊3日ツアーに招待したときには(発案計画実行 by私)奮発したとても美味しい鰻にいつまでも喜んで下さったのも良い思い出です。私が一眼レフで夫とその両親のスリーショットを専属カメラマンのように撮り続けたのも楽しかったです。
渡米直前には「ご挨拶したいので」という謎の理由で、夫実家にまた単身で5泊ほど泊めていただき終始 映画、近所の散歩、(お2人の)知り合いを訪ねる、ちょっと観光、家の用事を手伝うなど3人だけで思い出に残る時間を過ごしました(夫はすでに渡米済み)。
その時に2人にこれまで話さなかった私の実家についての悩みなどを話して、似た状況を経験したお二人は「いつでも頼っていい」と言って下さいました。心から安心できる瞬間でした。
正直なところ実家では感じたことのない安心感でした。
そんなこんなで、2人のことを精神的にとても頼りにしているのでその2人と永遠に離れることになる、そんな状況を考えただけでも涙が出そうになります。
今既に目に涙をためて書いています。
2人と過ごせる時間をなるべく後悔しない時間にしたいと思って行動しています。実家のメンバーよりも頻繁にLINEで連絡をとっています、むしろほぼ毎日です。そして夫の両親とのグループLINEには夫は入っていません(笑)

こんな関係を築いている私をみた知人たちに何度か「なんて良いお嫁さんなんだ」と言われたことがありますが、私はただとても良いめぐり合わせに"あたった"だけだと思っています。まさに良縁、です。

そう思っているうちに気付きました。
いま私はアメリカで個人の力で動かせない現状に立ち向かう必要があったり、その状況自体がつらいことだと思って視点が内に内に、と向き続けていました。
こんな状況でも、この地球の表面には遠くで私を大切に思っていてくれる人がいることに思い至すだけで急に気持ちが軽くなりました。
文字通り、自身のことだけではなく私に関わる人のことを想うと自分にできること、何をしたいのか、今ここでなにができるのか改めて考えるきっかけになりました。
私がこの状況でも毎日何かしら楽しみを見つけて笑顔でいることは、私を大切に思う人の心を満たすことにもつながります。
小学生の作文みたいですが、こんなことでも実際に自覚するまでは心に染み入らないなんて厄介ですね…..

もちろん物事には限界があるので、無理を続けずに心身の健康を保てることが大前提だと思います。
私は食べることが楽しみになるタイプなので、この週末は普段食べないものでも作って食べて五感を刺激してみようと思います。