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【海外・東南アジアでインターン】プログラミング未経験者がタイのプログラミングスクールに通った後、WEB系の会社で半年間エンジニアとしてインターンした話

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自己紹介

アパレル店員として働いていた社会人でしたが、ITエンジニアという職業に興味が湧き、バンコクにあるプログラミングスクールで2ヶ月間プログラミングの勉強をしていました。
その後、同じくバンコクにあるDonuts Bangkokさん(株式会社Donutsのタイ支社)でインターンに参加させていただけることになり、ITエンジニアとして約半年間、業務を経験させていただきました。

実務体験を、海外で経験できた

私が配属されたのは、「ESTOPOLIS」という不動産検索サービスの開発チームでした。
Donutsでは上から与えられたタスクを黙々とこなすのではなく、サービスの向上のために各々が積極的に意見を出すことを求められます。
ユーザーにとって使いやすいサービスや追加すべき機能等について随時意見を求められ、議論を重ねてサービスの向上を目指していきました。
開発はOKR(Objectives and Key Results)に基づいて戦略が練られます。
ゴールから逆算し、提案したプロダクトが実際にユーザーにどう影響を与えるかまで考えて開発に取り組めたのは、素晴らしい経験でした。
また、社員とのコミュニケーションは全て英語です。
慣れない英語を使って議論を交わすことは大変でしたが、スピーキング・リスニング能力を向上することができ、英語で積極的に意見を発信するという貴重な経験を得られました。
社員の方々は、社長とインターン生以外は全員タイ人です。
私が参加したチームも私以外は全員タイ人だったので、タイ語が話せない私のために、チームミーティングは常に英語で進めてくれました。
せっかく参加させていただいているので、積極的に意見を発信しないと申し訳ないという思いから、拙いながらも必死に議論に参加することで、徐々にチームに受け入れてもらった気がします。
このおかげで英語のスキルだけでなく、自分の意見を積極的に伝える大切さも学ぶことができました。
英語でのコミュニケーションは大変ではありましたが、タイ人の社員さんはみんな本当に優しいですし、冗談が大好きなユーモア溢れる方達ばかりなので、すぐに輪にいれていただけます。
なので英語(タイ語)に不安がある方でも、安心してコミュニケーションを取ることができます。

プログラマーとしての経験

私はITエンジニアとして未経験からのスタートだったので、周りのエンジニア達と比べて技術力に乏しく、最初は簡単なWebページを作成することからやらせていただきました。
慣れてきてからはサーバーサイドからフロントサイドまで、やりたいことは多岐にわたって触らせていただき、Webサイトの開発における流れやプロダクトの作り方を学ばせていただきました。
周りのエンジニアの方々にも忙しい時間の合間を縫って教えていただき、ReactやLaravelといったモダンなフレームワークでの開発を経験することができました。

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↑ 業務の合間にホワイトボードを使って丁寧に説明してくれたエンジニアのCさん。

自分が開発したことを具体的に列挙すると、
・紹介ページにいいね機能の実装
・マイページに各ユーザーが登録した部屋やコンドミニアムの一覧ページを作成
・SEOを意識したフッターの修正
・サイトのHow toページの作成
大体このようなことをやっていました。
Reactで書かれているコードを読み解いて再利用することが難しく、いいね機能の作成では予定より大幅に時間がかかりました。
しかし、そのおかげでReact等の最新技術の扱い方だけでなく、実際の業務で必要になる色々なことを学ぶことができました。
例えばコーディングスキルだけでなく、Web周りの基礎的な知識がないと思い通りの開発ができないということでしたり、
他人の書いたコードをきちんと理解しないと機能修正ができないことや、
コードを綺麗に書かないと他の人が理解しづらく、結果チーム全体の開発速度の低下に繋がる、といったことです。
Donutsでは自分の現在のスキルレベルに関係なく、自分が挑戦したいことを果敢に挑戦させてもらえます。
私も常に実力より一つ上のレベルのタスクをやらせていただくことで、大きく成長することができました。

タイでの生活もエンジョイできる

業務外では、2泊3日の社員旅行に同行させていただいたり、タイの有名大学の卒業式に招待していただいたりと、貴重な海外経験もさせていただきました。
社員旅行では、カンチャナブリというバンコクからバスで4時間くらいで行ける観光地へ行きました。
リバーサイドのホテルに宿泊し、観光スポットを周ったりラフティングをしたりと、タイ人スタッフと一緒に朝から晩まで行動し、楽しむことができました。

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↑ 社員旅行で行ったカンチャナブリでのランチ

また、新卒で入ったばかりの社員さんと仲良くなり、大学の卒業式に招待していただけました。
タイの大学では卒業してから1年後くらいに卒業式が行われるらしく、1日かけてリハーサルをしたり、式には王族が出席するなど、日本の大学の卒業式よりも大掛かりで大変盛り上がっていました。

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↑ Bangkok Universityの卒業式。スタッフと一緒にお祝いしてきました。

どれも個人で行く観光では中々味わうことのできないもので、現地の文化を体験できる貴重な経験でした。

また、終業後にはタイ人の同僚や社長さんに、タイ人に人気のレストランやバーへ連れて行っていただきました。

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↑ タイ人スタッフ達とバーへ行った時

タイ人スタッフはみなさんとても優しく、一人でタイに来た私が心細くないよう、毎日ランチに誘ってくれたり、終業後にはバーやレストランへ連れて行ってくれました。
おかげですぐにみんなと打ち解けることができ、日本へ帰った今でも連絡を取り合うくらい仲良くなった友人もできました。

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社長さんはユーモア溢れる方で、私や同じインターン生の方を楽しませようと、本当に良くしていただきました。
知る人ぞ知る美味しいレストランや、住んでいる人しか知らないようなローカルスポット等、普通なら絶対知り得ないような場所へ連れてっていただきました。
食事時には、仕事上でのアドバイスやビジネスを成功させる秘訣等を質問すると、経営者目線での鋭い意見をいただいたりと、大変勉強になりました。
このように終業後や休みの日も含め、毎日新鮮で充実した日々を過ごすことができました。

積極的に取り組めばリターンの大きいインターン経験になる

先述の通りDonutsでは、会社の成長のために自ら考えて行動し、積極的に意見を出せる人材が求められます。
なので、主体的に行動できればやらせてもらえる仕事の範囲が広がり、素晴らしい体験となるでしょう。
また、IT企業がビジネスとしてどういう戦略で運営されているかも学べるので、エンジニアとしての業務をこなすだけでなく、会社全体がどう成長していくべきかを一緒に考え、携わることもできます。
社員のみなさんはタイでトップレベルの優秀な方達ばかりですし、参加している他のインターン生も積極的に動く人ばかりで、とても優秀な方たちでした。
彼らと一緒に働くことで、日本では得られない刺激をもらえます。
加えて海外での長期に渡る生活は、ただ生活しているだけでも常に刺激を受けるため、自然と行動的な人間にしてくれます。
海外で、日本人以外と一緒に働くという経験は、日本では決して得られない充足感を得ることができます。
日本語の話せない海外の企業で挑戦したい、
将来は海外で働きたい、
社会で通用する実用的なスキルを身に付けたい、
そんな方におすすめです。

・タイ支社(タイ語)
Donuts Bangkok Co., Ltd.
Donuts Bangkok Co., Ltd.のFacebookページ

・日本本社
株式会社Donuts

インターンの応募は、[hr@donuts-bkk.com]からお問い合わせください。



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