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vol.166/ もっと“上”に視野を広げて

あっという間に秋分を過ぎ、今年も残すところ約3ヶ月。毎年ここからの3ヶ月は怒涛のように過ぎ去り、それこそあっという間に今年が終わっているという感覚になる。もちろん今年もその予定だ。

今年の6月に月2回の更新にしてから3ヶ月。長いこと毎週月曜日更新を続けてきた私にとっては逆に調子が狂うという現象が起き、掴めないまま9月が終わる。

そんなことってあるのか。

ということで今回は先週に続き月曜更新をしてみることにした。というのも秋分の日に心に浮かんだ言葉を書き留めておきたかったし、怒涛の3ヶ月をこなしている間に浮かんできた言葉たちが擦り落ちないように。



昼と夜の長さが同じになる秋分の日、関東近郊はとっても過ごしやすい気候で午後から散歩へ出かけた。とはいえ雨雲はもくもく漂っていたから早めに帰らなければ。そんな日ふと、そのもくもくと黒い雨雲の上は青空が広がっていて、そしてその上は宇宙だ。となんてことない当たり前のことが心に浮かんだ。

飛行機に乗るといつもその視点に立てる。

天気の悪い日のフライトはやっぱり緊張する。機内に乗り込んでも、滑走路から浮いてもやはり緊張する。一度ハワイ便で相当な乱気流に出くわしたことがあった。夜のフライトはこのハワイの旅で大好きになったが、同時にこの乱気流を思い出す。何事もなく無事に辿り着き、こうして今も思い出話として当時を思い出すんだけどその時も思ったっけ。



ここは雲に覆われているけれど、
今よりもっと上に行けば青空で、宇宙だ。



どうしても今目の前のことに集中したり、社会的役割を果たそうと必死になる自分がいて、そうすると決まって視野が狭くなるのがお決まりのパターン。それはとっても自然なことではあるけれど、視野の狭い自分は心も狭くなりがちで、ちょっとしたことで腹を立てたり、心配になったり不安に襲われたりする。そんな私にこの日の空が“目の前を見渡すだけじゃなく、もっと上に視野を広げて”と言ってくれているように感じたのだ。



そうか。
突き抜けるパワーや突破口はもっと視野を上に向けてみたら、青空や宇宙のように当然にあるのかも知れない。そう思えたらワクワクドキドキしてきた。


この時期になると祖母のことを思い出す。9月に亡くなった祖母は会いに行くといつも私の手を褒めてくれてそしてすりすりとさすってくれた。今のカサカサの手では祖母に笑われてしまいそう。クリームを塗り込もう。



次は10月の更新。
本当に月日の流れる速さに翻弄されそうになるけれど。秋の素敵な日々を見過ごさないように過ごしていきましょう^^


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