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EASTON EC90SL AERO 55インプレッション

ロードバイクに乗り始めて、イーストン(ヴェロマックス)テンペストII、イーストンのEC70SLとホイールを交換してきました。イーストンのホイールはハブの回転が大変よく、メンテナンスもしやすいところが気に入っています。

そして今回のホイール。イーストンのEC90SL AERO 55。2023年の終わりに、たまたま新品未使用で出ていたチューブラーを見つけ、迷わず購入。大変お買い得でした。

しばらく乗ってみましたので、簡単にその印象をば。

前輪
後輪

【ホイールスペック】
サイズ:700C
リム:イーストンEC90カーボン FANTOM チューブラーリム 55mmハイト リム幅28mm
ハブ:イーストンECHO
対応スプロケット:シマノ11S/スラム、カンパ
スポーク:サピム CXレイ ストレートプル ダブルバテッド ブラック F16本 ラジアル、R20本 1クロスNDS/2クロスDS
ニップル:アルミ(リム内装式)
平均重量:1,340g(前後セット)

新品未使用ですが、2014年頃のモデルですので、最新、というわけではありません。ロゴデザイン、個人的にはかっこいいと思います。リム面はマットな仕上がりです。

チューブラータイヤ装着


タイヤを装着すると、ますます存在感が増します。タイヤはパナレーサーのアジリスト、チューブラーを選択しました。

完成

ホイールを変えるとバイクの印象が変わりますが、リムハイトが高いホイールに変更したので、違うバイクみたいになりました。

早速嵐山まで往復してみました。家から淀川サイクリングロード、八幡さくらであい館、桂川サイクリングロードを通るルートで、ほぼ平坦です。
ホイールの重量が前のホイールより300gほど軽くなりましたし、タイヤがチューブラーなのもあってバイクの総重量が500g軽くなったため、とにかく漕ぎ出しが軽いです。ひと漕ぎですーっと進みます。
リムハイトが上がっているので剛性も高くなり、乗り心地は硬いのかなぁと思っていたのですが、体に伝わる衝撃が和らげられ、路面の状態は的確に伝えてくるものの、体に響くという感じではないです。チューブラータイヤの恩恵もあるかもしれません。
淀川サイクリングロードに入ったところで踏み込んで速度を上げてみましたが、20kmhから40kmhに加速するまでの時間が明らかに短くなりました。その後の速度維持も拍子抜けするぐらい楽です。ディープリムホイールの凄さを感じました。
僕のバイクはリムブレーキの仕様なのですが、シマノのアルテグラR8110ダイレクトマウントブレーキのクリアランスはリム幅28mm。このホイールのリム幅が28mmで限界いっぱいです。装着時は心配しましたが、引きしろは十分確保できました。ブレーキシューはBBBのカーブストップハイパフォーマンスBBS-29を使用していますが、ブレーキの効きは良好です。シューッという音が出ますので目立つのだけがちょっと。
ハブの回転は特筆すべき性能です。イーストンのEchoハブの回転性能は、速度維持に明らかに貢献しています。体力の消耗も防げるので、疲労もしにくくなると感じました。明らかに「楽」に進むことができました。
総じてこのホイールは非常に優秀であると思います。僕はレースもしないホビーライダーで、速度もせいぜい出せても瞬間最大50kmhほどです。距離も150kmをたまに走る程度です。そのようなライダーである僕には十分すぎる性能を持っています。
後日登坂も試してみたのですが、ホイール重量の恩恵か、いつもより軽快に登ることができました。登坂も十分こなせるホイールのようです。

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