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似合う色だけ着ればいい

この冬あまり手に取らなかった服を取り出して、理由を考えてみた。デザインは素敵だし、形もベーシック。身体もきれいに見える。それでも着ない理由はおそらく色にあった。
前から薄々気づいていたけれど、私はなぜかグレーとブラウンが似合わない(たぶんオレンジとか山吹色も似合わない)。この冬着なかった服の色も、やっぱりグレーとブラウンだった。

似合う似合わないの基準は、着ていてしっくりくるかどうか。パーソナルカラー診断で似合うと判断されても、誰かから悪くないよと言われても、しっくりこないという自分の感覚が一番大事なんだと思う。

クローゼットからグレーとブラウンの服を抜いてみたら、黒、白(ベージュ含む)、ネイビー(+差し色としてのピンクとグリーン)だけが残った。とたんにクローゼットの中が自分にとってしっくりくる色だけになって、コーディネートも組みやすくなった。
靴とバッグもほぼこの5色に収まっている。あまり使わないものをどんどん手放していったら、使用頻度の高い色=似合う色の靴とバッグだけが残った。

どんな色も着こなせる人になる必要はないし、色数が増えれば増えるほど散漫な印象になる。逆に自分の似合う色を決めてしまえば、買い物も選択肢が狭まって買いやすくなる。

似合う色や形って、実はすごく少なくて、だからこそ、似合うものはたくさん持っていていいんじゃないかと思う。私はパフスリーブ的な、肩にポイントがある服がとにかく好きで、長袖半袖合わせたら10着は持っている。いろんなものを着てたくさん失敗を重ねた10代20代30代を経て、40代は狭く深く自分が着ていて心地よい服やスタイルを追求していけたらいいなと思う。

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