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90年代ノスタルジー

あすか、ずいぶん時間が空いてしまってごめんね!
日本は明日から消費税が10パーセントになるよ。シンガポールは消費税高いのかな?

あすかの前回の記事のヌーディーなスリップドレスの写真、とっても素敵だね!気候は違えど、服もメイクもダークなブラウンが気になるのは同じかも!そして安室ちゃんのSWEET 19 BLUESの写真を平間至さんが撮っていたことも知らなかった!きっとヘアメイクは中野明海さんだろうなぁ、なんて想像してたら脳内が90年代にトリップしてしまったよ。

90年代って、10代の一番多感な時期を過ごした時代だから、どうしても思い入れが強くなっちゃうよね。
マスメディアが4種類しかなくて、今振り返ると牧歌的な感じがするけれど、アナログな分、一つひとつが丁寧に、熱量を持って作られていた感じがするよね。

前にも話に出た、りぼんの漫画の『ハンサムな彼女』なんて小学生向けとは思えない、大人っぽい内容がさりげなく盛り込まれていたし(矢沢あいの『マリンブルーの風に抱かれて』とかも大人っぽかった気がする)、毎週欠かさず夢中になって見ていた北川恵吏子さんのドラマとか岩井俊二監督の映画とか、おしゃれの基礎を教えてくれたmc sisterとか、今でもたまにyoutubeで観る、Hey!Hey!Hey!とかうたばんといった歌番組とか、夏休み前になると本屋さんに並ぶ集英社のナツイチとか新潮社のYonda?キャンペーンとか、今の自分のカルチャー面は全部90年代が元ネタだなと思う。CDも売れまくっていたし、音楽が常に身近にあった。リアルタイムじゃないけど、岡崎京子さんの漫画も。

なんとなく、子ども向けといえど大人が全力で作ってくれてた気がするよね、子どもだからこんなもんだろ?的な感じじゃなくて。

当時はメディアの数も限られていたから時間も予算もたっぷりかけることができたんだろうけれど、今でも私は、あの頃の大人たちが本気で作ってくれたものに恩返しがしたくて、だからなるべく丁寧な物作りをしたいと思うのかもしれないなぁ、なんてぼんやりと思ったよ。


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