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第1回:公式DOTA2では説明が不足している属性の話、レーンの話、役割の話!

第1回は属性/レーン/役割について話したいと思います。

まず属性とは、ヒーローが持っている属性の話です。
アックス(Axe)はStrength(力)属性です。
ジャガーノート(Juggernaut)はAgility(速)属性です。
ディスラプター(Disruptor)はIntelligence(知)属性です。

各属性は縮めてSTR/AGI/INTと呼ばれたりもします。
各ヒーローはレベルアップしてもSTR/AGI/INTが増えていきますし、アイテムを購入してもSTR/AGI/INTを増やすことができます。

なぜヒーローに属性が割り振られているかと言うと、与えられている属性値が伸びた時に攻撃力が上がります。
Strength(力)属性のヒーローのStrengthが+10すると攻撃力も+10します。
Agility(速)属性のヒーローのAgilityが+10すると攻撃力も+10します。
Intelligence(知)属性のヒーローのIntelligenceが+10すると攻撃力も+10します。

逆にStrength(力)属性のヒーローが+10のAgility/+10のIntelligenceを得ても攻撃力は+0です。

属性による攻撃力の上げ方もヒーローの攻撃力を上げる1つの方法ですが、アイテムの説明欄に書かれている「攻撃力+X」みたいなアイテムを保持しても攻撃力を上げられます。

とにかくヒーローの属性に合わない属性値を増やしても攻撃力は上がらないので、そこは気を付けましょう。

ちなみに攻撃力とは関係なく、STR/AGI/INTを伸ばす利点は有ります。
STRを伸ばすとHPが増えます。
AGIを伸ばすと攻撃速度が増えます。
INTを伸ばすとマナが増えます。

属性が合ってなくてもHP/攻撃速度/マナなどは増えます。
でも一緒に攻撃力を上げたいなら、ヒーローの属性に合った属性を伸ばしましょう。

各ヒーローには属性が存在する

DOTA2のバージョン7.33でUniversal属性(ユニバーサル属性)が追加されましたが、ユニバーサル属性が意図するものは簡略に説明すると「全属性」です。
「全属性」は全ての属性から攻撃力補正の恩恵を受ける代わりに、「攻撃力増加x0.7」の計算が加えられます。
例えば、Universal属性のヒーローが+10STRを得たとします。
そうすると攻撃力はx0.7の計算が加えられて、攻撃力は+7上がります。
Universal属性のヒーローが+10AGIした場合も、+10INTした場合も、上がる攻撃力の値は+7です。

ちなみにUniversal属性のヒーローが+10STR/+10AGI/+10INTと全部の属性値を10ずつ上げたとします。
そうすると上がった属性値(+30)x0.7で、「21」の攻撃力が上がります。

他の単体属性ヒーロー(「力/速/知」の単体)が全属性値を10ずつ上げても攻撃力が「+10」しかしないのに対し、Universal属性(全属性)のヒーローは「+21」も伸びます。

属性の話は、これで終わりです。

7.33から追加された全属性(ユニバーサル属性)

次にレーンについて話したいと思います。
DOTA2のマップには3つのレーンが存在します。
この3つのレーンに沿って、自軍/敵軍のレーンクリープが歩き、お互いに進軍する道です。
この3つのレーンにはタワーが設置されていて、お互いのチームはタワーを次々と破壊して相手の本陣の核(Ancient Core)を破壊することで勝利を掴みます。
先に本陣の核(Ancient Core)を破壊した方が勝ちです。

尚、この3つのレーンには名前が付いています。
ミニマップ上で横に長いレーンが「セーフレーン」です。
ミニマップ上で斜めに長いレーンが「ミッドレーン」です。
ミニマップ上で縦に長いレーンが「オフレーン」です。

「セーフ」「ミッド」「オフ」の名前の由来ですが、以下の理由が考えられます。
「セーフ」は、そのレーンを選んだヒーローが安全/安心(セーフ)して経験値と御金を稼げる場所として「セーフ」なのだと思います。
「ミッド」は分かりやすく、真ん中(ミッド)を突き進むレーンです。
「オフ」の場合、外側の意味合いで「オフ」と呼ばれていると思います。

レーンの話は、これで終わりです。

3種類のレーン

次は役割の話をしたいと思います。
各ヒーローは役割が有ります。
役割を大きく分けると「キャリー」「サポート」です。

「キャリー」は主に主力ダメージ担当です、レーンで御金と経験値を稼ぐ主導権が有ります。
「サポート」は主に補助担当です、レーンで稼ぐキャリーが気持ちよく成長できるように見守るベビーシッターみたいな役割です。

DOTA2では5対5の対戦が基本ルールですが、この「5人」の中で「キャリー」と「サポート」の役割が割り振られています。

基本は「キャリー3人」+「サポート2人」の構成です。
セーフレーンに「キャリー1人」+「サポート1人」
ミッドレーンに「キャリー1人」
オフレーンに「キャリー1人」+「サポート1人」です。

さらに細かく説明すると、各レーンに行く「キャリー/サポート」によって独自の名前があります。

セーフレーンに行くキャリーを「ハードキャリー」と呼びます。
ミッドレーンに行くキャリーを「ミッドレーンキャリー」と呼びます。
オフレーンに行くキャリーを「オフレーンキャリー」と呼びます。
セーフレーンに行くサポートを「ハードサポート」と呼びます。
オフレーンに行くサポートを「ソフトサポート」と呼びます。

この「ハードキャリー」「ミッドレーンキャリー」「オフレーンキャリー」「ソフトサポート」「ハードサポート」を毎回フルネームで呼ぶのが面倒なので、番号で呼ぶことがあります。

「ハードキャリー」1番。
「ミッドレーンキャリー」2番。
「オフレーンキャリー」3番。
「ソフトサポート」4番。
「ハードサポート」5番。

どのレーンに、どの役割のヒーローが行くかは、画像で一目瞭然なので参考にしましょう。

マップ上で、どのポジションのヒーローがどこに行くかの図



この役割のことを、英語では「Position(ポジション)」と呼びます。
「Position」の「Pos」を取って、「Pos1」「Pos2」「Pos3」「Pos4」「Pos5」と呼ばれることは多いです。

役割の話は、これで終わりです。

「属性の話」「レーンの話」「役割の話」はこれで終了です!
次回をお楽しみに!

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