豊洲のぐるぐる劇場参拝、再開しました。

いつ以来だろう、と数えてみたら、4ヶ月ぶりでした。大して開いてませんでしたね。すんません。とはいえ、一年ちょっと、ほぼ毎月ペースでお参りしていた身からすれば、4ヶ月は、かなり久しぶりな感覚です。

平成最後の夏のぐるぐるは、クドカン脚本の新感線。演目はメタルマクベスdisc 1。10年ぶりの再演です。

シェークスピアの悲劇「マクベス」を下敷きに、200年後と80年代の日本を行ったりきたり。2つの時代を結ぶのはメタルdeath!

濱田めぐちゃん、初新感線！でメタルdeシャウト！橋本さとしさん、退団以来20年ぶりの主演！OPの登場から胸アツ過ぎるその勇姿！

隊列組んだギャングの一味がバイクをギュンギュン乗り回すわ、「ノーレスポール、ノーゴッド！」と叫んだ後に、ここぞとばかりにギターの岡崎さんが泣きのフレーズを奏でるわ、かと思えば3/4だけ外したクドカン風ナンセンスギャグが差し込まれるわ、目も耳も脳みそも一揃えじゃぜんぜん足りない！

なんだよ！「明けない夜は来ない」って！こねーんじゃん！！

それでも、「キレイは汚い」「王は永遠の眠りについた」「この血がぬぐえないの」なんて純粋シェークスピアフレーズもちゃんと入れて下さるもんだから、血圧は上がる一方です。

「今」と「過去」やら、「潜在意識」と「顕在意識」の境目がどんどんと曖昧になっていくマクベス夫妻（ランダムスター夫妻）の精神状態の切り替わりが進化したぐるぐる機構を使って表現されており、円形劇場の可能性がさらに広がったように思います。

ラストは賛否両論あるでしょうが、まあ、もうね… これだけ楽しませて頂いたので、良しとします！

次は来月、disc 2! 尾上松也さんの歌舞伎メタルdeath!!!

さとしさん、じゅんさん、のダブル橋本に興奮マックスで、眠りを殺されたのはわたしだけではないはず！

ぽんっ！(激違)