話題沸騰してから少し経った気もする「閃光のハサウェイ」を今更ながら見てきました。

きっかけはこの動画。

んで、閃光のハサウェイ本編はどんなかんじなの？って見たのはこの動画。

映像きれい！！！！！！！！！！

というのが初見の感想。でもガンダムでしょ～、どんぱちしてるの見たいわけじゃないんだよな～(失礼な偏見)と思ってました。

ただこの映像美はアニメ好きとは気になる…でもガンダムわかんねぇし…と思ってたんですが、Youtubeくんが「閃光のハサウェイはガンダム初心者でも見れる！」みたいなこといって必要な情報をまとめた動画とかをおすすめしてくれるので「しゃーなし見に行ってみるか（何様）」ということで見に行ったんですよね。

「やるじゃない(ﾆｺ」

いやー本当にすごくてパンフレット買っちゃいました。

事前情報としては結局「クェスとかいう女がハサウェイに影を落としてる」「ハサウェイ・ギギ・ケネスという３キャラの物語」「アムロとシャアの理念と思想が色濃く影響してる」みたいなところなので「逆襲のシャア」などは未履修でした。

でも楽しめる！！！ガンダムとモビルスーツの違いとかよくわかんねぇけど！

この動画でも語られていましたが、「民間人視点」が多くあったことでこの世界の理解にすっと入って行きやすかったですね。なのでガンダムは「すげぇ兵器」なんだなってのが今作品見ての印象です。

あくまで「ハサウェイという青年がどう進んでいくのか」「世界はどう進んでいくのか」という視点で見ることで、僕のような初心者はガンダムの「すごさ」をなんとなく感じるだけでよかったです。

詳しい説明がされない部分はあるのですが、それは必要不可欠な情報かといわれるとそうでもなく「それとなく」ガンダム世界のエッセンスを散りばめているのだなと思いました。

映像きれい・物語おもしれぇ・音響は映画館で聞くと臨場感えっぎいといいこと尽くしでしたね。

好きなキャラはやっぱり「ハサウェイ」ですね。ナチュラルに壊れてると表現されてる彼ですが、彼なりの苦悩と「もう止まれない」といった破滅的な傾向が見え隠れする部分が好きです。

ギギやケネスはハサウェイに比べると「怖さ」を持ったキャラクターだと感じました。ギギは「表情」が瞬時に変わる姿が非常怖く、それ故に蠱惑的な天使のような存在だと思いました。

ケネスはギギやハサウェイと比べると「理想と現実の折り合い」がついている人物のように感じます。そして女性関係に少し緩いところもあるようで、これだけ聞くと「魅力的な大人の男性」のように感じますが、軍人としての大人としての「怖さ」を抱えた男性でもあります。

ギギに振り回されるハサウェイの姿はある種「普通の青年」のようで微笑ましくもあるのですが、きっとハサウェイは「普通の青年」で入れないのだろうなと思うと悲しくもありました。

３部作ということで、「ハサウェイの理想では地獄に落ちるんだろうな…」と思わざるを得ませんがその行く末を楽しみに「うっすぃガンダムファン」みたいなところで浅瀬チャプチャプ楽しみにしていたいと思います。逆襲のシャアくらいはちょっと見ようかな…とは思ってますが…宇宙世紀はちょっと長いのよね…！

余談になりますが、今回監督を務められている村瀬修功監督の「虐殺器官」も閃光のハサウェイを見る前に見ていきました。「虐殺器官」を楽しめた人なら絶対閃光のハサウェイをおすすめできるのでガンダム未履修の方もぜひコロナウィルスに気をつけて映画館にいってみてくださいー！