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舞台 海をゆく者 感想

確か、大阪で劇団☆新感線の舞台、天號星を見たときに、いくつかある公演チラシの中で、相方さんが気になってその場で空席を見つけたんですよね。確かにこのメンツなら見てみたいと思って、一緒に行くことになりました。

ということで、舞台 海をゆく者を見てきました。

再々公演ということで、 #ネタバレ というのも違うかもしれませんが、このあと地方公演もあるみたいなので、情報遮断したい人は回れ右で。

https://news.yahoo.co.jp/articles/231bb80e505de9605763bed5bf09cac86f7f74b0


予備知識ゼロの状態で舞台を見ました。

舞台の感想としては、大人な舞台だなぁと。特別難解なストーリーということでもないので話はすんなり入ってくる。なんか小難しい教訓みたいなものを残すわけでもない。単純にベテランのいわゆる名バイプレーヤーと言われる人達の演技に魅せられてあっという間に時間が過ぎていきました。


なので、舞台としては良かったし、演技が良くて舞台に引き込まれたからこそ、自分の中で今回は不思議な状態になりました。

まず、高橋克実さん演じるリチャードがとにかく嫌いだった。自分にトラウマがあるとか身近にこういう人はいないのに、「酔っぱらいで高圧的な態度を取る人」にものすごい嫌悪感がある。なので「リチャード嫌いだなぁ」って思いながらずっと見ていました。


もう一つ、今回すごく不思議だったのは、後半はちょいちょい伏線回収的に笑いが起きるところがあります。実際観客席では結構しっかりと笑いが起きていた。

でもなぜかどれも自分は笑うことができなかった。自分では結構不思議だなぁと客観視していました。もしかすると、コメディを見ているという気持ちになっていなかったというのも違うかもしれません。

あと、役者さんの演技が良かったから、その発言で別に笑う必要がないと思っていたのかも。

劇場がPARCO劇場というそこまで大きな劇場ではないのも、役者さんの演技に集中するのに良かったのかもしれません。


派手さはないけど、いい作品だと思いますので、地方公演など機会がある人はぜひ。

なお、作風および役者さんの年齢層もあって、お客さんの年齢層も高かったたし、土曜日ということもあり男性のお客さんも多かったです。

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