ドブロク

社会福祉学修士。主任介護支援専門員/社会福祉士/公認心理師。 出過ぎた杭は誰にも打てな…

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社会福祉学修士。主任介護支援専門員/社会福祉士/公認心理師。 出過ぎた杭は誰にも打てない。

最近の記事

AIが教えてくれた「対話」の仕組み

ハローCQCQ、皆さんAI使ってますか?ChatGPTを使った仕事術なんて、今じゃよく見るコンテンツになりました。そうそう、Windows11ユーザーの方はCopilotが画面の右下に常駐してますかね。気軽に質問を投げかけて回答が得られるのは、すでに検索エンジンにキーワードを打ち込んで「ググる」時代ではないことを示しているのかもしれません。 この円安ドル高の昨今ではありますが、私ChatGPT Plusの課金ユーザーは続けてまして、毎月20ドルの上納は続けております。Pl

    • 2024年の抱負を語る

      積んでるものを崩したい積読山を登頂制覇したい 本はタイトルを見て買う、まとまったお金が入ったら読みはしなくても高いものを買っておく習慣が身についてしまった。そんなこんなで、未読の山が溜まってしまっている昨今。大晦日炭酸水で割った黒霧島を飲みながら書棚をぼんやり眺めていると、「自分好みの本しかない!なんて素敵なラインナップなんだ!」と当たり前のことがまるで新鮮なように感じられたので、追加で何か買うというよりは消化していきたいなと。 ゲームも結構積んでいます セールの度に

      • Linuxとおもちゃ箱の復権

        型落ちマシンと戦力外通告 初めて触れたLinuxは、15年くらい前のDebianとかKnoppixだったと思う。 「CD一枚でメンテンナンスに使えるOSがある」みたいな触れ込みで面白がってみたが、外部メディアからOSが立ち上がるのが新鮮だったくらいで、一瞬盛り上がっただけだった。 当時の自分には別に使う必要がなかったから。そしてそれはそれでよかった。 Linuxのことを思い出したのは、やっぱりコロナ禍が遠因にあった。 自分の手元には2台ノートパソコンがある。ガッツリ論文を

        • ディス・チャーミング・マン

          Evernoteを掘り返していたらもう5年以上前のテキストが出てきた。その当時のままに以下転載します。 10年近くぶりに会う高校時代の旧友は、久しい感じがしなかった。 一緒に酒を飲むのも初めてだったが、緊張なぞしない。同期の桜。こんなものだ。 「ネットにはずいぶん助けられたな」 彼は大学にも行かず、家業を継ぐと語っていた。 だがそれは、家族の介護をするため、家を守るための選択だったという。10年間、彼は頑なに口を閉ざしていた。家のことは語らなかった。負い目もあったのだろう。

        AIが教えてくれた「対話」の仕組み

          オンライン研修にGoogle Workspaceが役立った話

          いまさらですがオンライン研修を初開催しましたコロナ禍も2回目の夏を迎える時期となりました。地域から飲み会が消え、連絡会が消え、人の集まる機会自体が忌避されて久しいと思います。 正直に書きますが、去年の今頃はコロナ禍を理由に研修会を見送ることについて内心ガッツポーズをしている自分もおりました。面倒だし、大変だし、すぐにコロナ禍も落ち着くでしょ?と考えておりました。考えが甘いですね。 しかし2年目ともなれば「今回も中止」とはできません。だいいち世の中にはオンライン研修がすっかり

          オンライン研修にGoogle Workspaceが役立った話

          現役社会人大学院生が教えたい知的生産アイテム5選

          お断りしておきます。タイトルは釣りです 我々社会人大学院生はとにかく平日時間がありません。 少しこの1年間を振り返ってみます。睡眠時間を削ってレポートを書く、家で作業する時間がなければスマホに草案を打ち込んでいる。満員電車の中寸暇を惜しんで専門書や論文を読む、本は歩きながら読めるようになってきた。中間発表の前は決まって徹夜で資料を作っている。 社会生活と学業の両立なんて、決して華々しい世界じゃありません。「知的生産」とは何ですか? 手を動かし何らかの成果を得るのは、人間の社会

          現役社会人大学院生が教えたい知的生産アイテム5選

          直線的な因果論を乗り越える

          福祉職が医療職に言い負かされてしまうのはなぜか?カンファレンスの席でまたは日常的なやりとりの中で、福祉職が提案した利用者さんへの対応策が医療職にバッサリとやられてしまう。反論しようとしてもやりこめられてしまい議論にもならない…。 施設ではよくある風景じゃありませんか? どうしてこんな事態が発生するんでしょう? よくこういった事態は、医療モデルと生活モデルを引き合いに出してその異同を問うことが多いと感じるのですが、もっと端的に言えば教育と思考過程の違いに原因があると思います。

          直線的な因果論を乗り越える

          「はたらく」について考える

          仕事って何だろうか?自分の仕事は好きですか? それともアフターファイブや週末が待ち遠しいほうですか? 何のために働きますか? 給料も大事です。生活もかかってます。けど、それだけじゃ満足できない。自分の時間を金に換えて日々を過ごしているわけではない。 自分がどこまでできるか、どこまで行けるか。どうやって社会や世間にコミットメントしていくのか。職務内容や職場の肩書はその助けにもなります。 就労と社会参加。自分自身をまな板に乗せて、呻吟しながら日々を送っています。 できれば自分

          「はたらく」について考える

          【自己紹介】お勤めご苦労様です、ドブロクです。

          「よし、もう戻って来るんじゃないぞ」 自分のことを話すのは得意じゃないので、まとまらないと思いますが。 雑誌編集者を経て福祉業界に移ってきた、まあまあレアなガチャ。障害者入所施設(知的障害のある方)・老人保健施設(認知症専門棟)・認知症グループホームを経験し、現在地域包括支援センター勤務。いわゆる叩き上げです。主な保持資格は社会福祉士/介護福祉士/介護支援専門員(※)。細かい資格は他にもそこそこ。 19年から科目等履修生として働きながら大学院に在学。20年から正科生とし

          【自己紹介】お勤めご苦労様です、ドブロクです。

          【研修記録】200222 認知症リレー研修@北野市民センター

          このご時勢ということもあり、当初の予定よりは縮小規模での開催。自分は昨年に引き続いての参加だった。有料の研修だし私は主催に関係している身分でもないので、概要をここで記したり誤った伝わり方を招きそうな紹介はマナー違反だと思う。講演を聞いて、自分が感じたことだけを書く。 地域で連帯できる仲間がいるだろうか?この研修は認知症介護指導者の方々が中心となって企画されたもの。伝え聞いた範囲だが、近しい指導者の方々は定期的に集まりを持ちながら日々の研鑽に努めているという。自分の地域にそん

          【研修記録】200222 認知症リレー研修@北野市民センター

          休日のすごし方がよくわからない

          平日仕事をしているときはあれほど熱望しているのに、いざ手にしてみると実感がわかないもの、なーんだ? 答え、週末。 疲れに任せて寝ているうちはいい。家事をこなすうちはまだ方向性もわかる。けどこれが時間が空くと、途端に何すればいいのかわからなくなる。 持ち帰った仕事をするかと思えばはかどらないし、本でも読もうかと思えばすぐに投げ出したくもなる。とにかく小難しいことはごめんだ。そしてYoutubeを垂れ流しながら、時間が溶けていく。日曜の夜になり、月曜が怖くなってくる。 こ

          休日のすごし方がよくわからない