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デザインのプレゼン、「沈黙」のすすめ

デザインのプレゼン、あの空気は緊張する。
心臓ドキドキというより心臓バクバクのほうが近いかな。

今は実際に出向かなくても、ZOOMやらでオンラインでつながってプレゼンすることもできるようになりました。超便利。
コロナの影響で、ZOOM利用者も爆発的に増えたようですね。

プレゼン。あの独特の空気感は、オンラインでもオフラインでも同じ。
場数がある程度必要かもしれません。

要は、場数を踏めば慣れるということです。



クライアントがデザイナーに期待していないこと


経験が少なければ緊張するのは仕方がない。慣れだから。
でも実は聞く側は、デザイナーに対して、流暢に話せることを期待している人は誰も居ないということがわかりました。
(そうとわかれば、ちょっとは緊張和らぐかな。)

わたしたちデザイナーは、デザインの説明ができれば良い。ということです。
とどのつまり、いつも通り、普段通りに話せば良いということになる。
いつもよりちょっとだけ、姿勢を意識して。
いつもよりちょっとだけ、声を張って。

以上。それだけ。


沈黙が怖い?考える時間をあげよう


静まり返ることを嫌がる人が一定数いると思います。
そう、あのシーーーンってやつ。室内なのにあら不思議。どこからか北風が吹くようなあの空気感。

商談のときも同じ。資料を手渡して見てる間、シーンとなる。
わたしはそれを、そのまんま、クライアントのシンキングタイムとよんでいます。
だからなにか言うまで待ってあげて。こちらが焦る必要はありません。

あの静けさを消そうと、口火を切ったように話し始める人がいます。
沈黙を断ち切ろうと。
気持ちはわかる。沈黙怖いよね。

だがしかし。

ーー
それだけは辞めよう。
ーー

焦って話すことと言ったら、自分がデザイン制作の上で何をしてきたか、どこに苦労したか。そんな話になるはず。
そんな話をし始めても、クライアントは聞いていません。うわのそら。まさに右から左です。

初めて提示したデザインを見て、頭の中はフル回転。
良いか悪いか、考えている時間(シンキングタイム)。
あなたが提示したデザインをちゃんと見て、評価中の時間。
真剣だから静まり返る。

ただそれだけのこと。

静まり返ったことに焦って自分のあれこれを話し出してしまえば、それは考える時間の邪魔をしているにほかなりません。自爆。


デザインのプレゼンの極意:見守ること


おすすめのデザインプレゼンの順序としては以下の通り。

最初にデザインの説明をする。見せたあとは、聞かれるまで沈黙を守る。
慣れてないとコレ結構きついかもですが、力作のデザインに自信を持って、シンキングタイム中のクライアントを見守る。その心持ちが大事

「沈黙シーーーン」を見守れるということは、自信の現れでもある。
静けさも、受け入れられる度量がポイント(持論)です。



個人的に「プレゼンは得意」じゃないけど


個性が発揮できる場所・プレゼン。
「黙るときは黙る」がとても大事だと思ってて、是非試してみてほしいと思います。
結構いい方に転ぶから。

あとは、普段通り。
はっきり話すこと、前をみて話すこと。
質問には真摯に答え、礼儀正しく。

静けさを怖がって必要な事以外を話すよりも、効果絶大です。(持論)

はい、復習。
沈黙は怖がらない。考えてる証拠と捉える。
デザイナーに流暢さを求めてる人はいない。

ただ、デザインの説明だけはしっかりできるように。
それだけできてれば、怖がる必要なんてないよ。

あとは慣れ!場数のみ。
これほんと。


今日も読んでくれてありがとう(きす)


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