見出し画像

仕事なしWebデザイナーからココナラで累積売上723万になるまでの軌跡 〜前編〜


わたしの正体

はじめまして。42歳女、DPTデザイン(職人)やってます、
フルタチといいます。

元Webデザイナー。
といっても、仕事バリバリこなしてきたのかといえば、
嘘でもそうとは言えず、実績として使える仕事を受注することに精一杯の日々を過ごしていた、「ギリWebデザイナー」というか、「名前だけのWebデザイナー」というか。バリバリ稼ぐプロから見たら、「Webデザイナーと名乗るな」と怒られそうな。そんな感じ。

今はWebの案件はリアルでの紹介か、たまにココナラから問い合わせいただくことがあるので、その時のみ稼働する感じ。
今はほぼDPTのみ。デスクトップ・パブリッシングってやつ。
かんたんに言えばWebの逆で、オフラインで使用するデザイン。(ポスターとかチラシとか、名刺、ロゴ制作など幅広いですが、現状私はオフラインで使用するデザイン、いわゆる「何でも屋」やってます。

「ギリWebデザイナー」時代のわたし

盛る意味もないので正直に話します。
当時というほど昔の話でもないのですが、Webデザイナーとは名ばかりで、デザインだけの受注も少なかったし、そうなると外注必須だった。
私はコーディング苦手(なう)なので、勉強しつつ外注しつつ、いずれは自分でできるようになるといいな!という感じで受注した仕事をこなしていました。

経験積むために、実績公開を条件に、格安で受けたりもしました。
格安っていくらだろう。5万とか?6万とか、7万とか。
案件(ボリューム・工数)によりけりという感じで。

バリバリ仕事をこなしていそうなデザイナーさんを妬みつつ、何分の1かの価格設定で、なんとか受注して凌いでいたわけです。

先述の通り私はコーディングが苦手で時間がめちゃくちゃかかるので、そこは割り切って外注していました。
そしたらどうでしょう。手元に残るお金がほぼないんですよね。
なんだこれは。奉仕活動か。というレベル。

画像素材もこっちで用意となれば探すのに時間もかかる。
クオリティ担保のために有料素材サイトを契約していれば、チリツモで嵩む。あの頃のわたしは自分でいうのもなんだけど、痛々しかったな。

時給換算なんて怖くてしたことない(したくない)けれど、間違いなく外に出てバイトしてたほうが安定してた気がします。今は最低賃金も高くなってるしね。
当時は、バイト募集のフリーペーパーを見つけては持って帰って吟味しては、「いや、、私Webデザイナーやし。せっかく勉強したのに、ここでパートなんかしたら終わりや!」なんて謎に気合いを入れ直してフリーペーパーは閉じ、またクラウドソーシングの案件探しの旅に出る。。でも簡単には仕事が取れない。。そんな繰り返しの日々でした。鬱々。

がんばってりゃいいこともあった

LP専門でやってくぞ!なんて意気込んでたときもあったけれど、やっぱりコーディング苦手だし、高単価は無理だし、諦めかけつつ細かい案件(バナーとかブログヘッダーとかYouTubeサムネとか)に注力し始めた頃。

Amazonの販売画像を作る案件に応募して、そこからリピーターになってくれたTさんがきっかけ。(あれは確かランサーズでの運命の出会い)
たくさんの商品を出品されていたので、都度依頼をいただけ、モクモクとデザインを作っていたころです。そんな頃、なんと。

カード(トランプみたいなやつ)のフルパッケージを作りたいんだけど、やってますか?と。
できるならお願いしたいです、と。

・・・ええええ!?


ってなるよね。


フルパッケージってなにを指すのかすらわからない、相場も知らない、作り方もわからない、単語(専門用語)もわからない。紙のサイズなんてA4しか知らない・・・
当時そんな知識レベルだった私は相当パニクった気がしますが、とりあえずやりますの方向でお返事させていただきました。今思うとよく言ったなと思うけれど、出来なければ、潔く自腹でプロに頼めばいい。

これが、私の天気、いや転機となったのです。

WebデザインからDPTデザインに移行した人、いる?

昔からDPTをずっとやってて、これからはWEBや!なんて言われ始めて、DPTからWEBに完全移行してWEB一本でやってるデザイナー、DPTやりつつWEBもやるっていう二刀流のデザイナー、デザイナーにもいろんな形態がありますね。

でも、WebからDPTに移行する人は、あまり聞いたことがない。
というか私の周りには居ない。居たら友達になりたい。。コメントください。(ぺこり)

今でもインスタ開けば、「WebデザイナーになろうZE!」的な広告は複数見るけど。
チラシつくれるデザイナーになろうZE!なんて広告なんて見たこともないし。多分誰も憧れないし。地味やしね。華がない。(めちゃくちゃ言うやん)
Webデザイナーってまず名前がかっこいいし。目指すならこっちでしょって。そうなるのが、ごく自然なのかもしれません。

でも個人的には、DPT、激アツなのです。

「DTP激アツ」の理由とは

DPTは下火と言われがちですが。とんでもないずら。
というかこれからどんどん仕事が増えると思ってる!!ワタシは!
参考までに、これを見てください。

直近1ヶ月のココナラの売上グラフ
直近3ヶ月のココナラの売上グラフ


全出品累計だから、DPT以外のものも若干入っているけれど。
とはいえ直近3ヶ月でLPみたいなWEB案件は受注できていないので、ほぼほぼDPT系の受注です。

DPTって、案外いけるんやんって思ったでしょ。

ややこしいWeb VS 単純明快なDTP(持論)

WEB案件とDPT案件。
デザインという意味合いに限っては、やることは大差ありません。
配置、色使い、あしらいなどなど、デザインをつくる工程にはいろいろありますが、両者に大きな差はありません。(細かいことは除く)

ぜんぜん違うのは、DPTはWEBより単純明快である点。(持論)

例えば、WEBはデザインだけの案件もあるけど、私の場合、受注した多くはコーディングありのもの。いわずもがな、コーディング必須。
ある程度なんでもできるコーダーさんなら問題ないけれど、私みたいななんちゃってな場合、納期までの日数で半分以上はコーディングに費やす必要があるわけで。はい地獄。

苦手ならば外注すれば良い。
それはそうでそうしてきたんだけど、外注費は当然発生するわけで、しかも相性の良いコーダーさんと巡り合うことは、なかなかレア。最初は同じ案件を3−4人に依頼して、誠実さ・正確さ・コーディングスキルなどを含めてテストする必要がありました。(えらそうにテストなんてごめんなさい)
だって信用問題だし。納期守れない人ってほんとにいるし、できるテイで応募してきたはずなのに、納期前日にできませんでしたって言ってくる人もいたりするからさ。(実体験)
ってことで私はめちゃくちゃ苦労したのです。

Webとは逆に、DPTに外注という概念はありません。(持論)
素材の写真は基本、データ共有だし。
もちろん写真得意な人はプラスαとして提案もできる。(私はできない)
文章素材も基本、データ共有。
同じく文章得意な人はプラスαとして提案も可能。


DPTは基本はデータをつくること。基本がわかれば、Webとは比較できないくらい「たんじゅん作業」です。
慣れればどんどん早くなる。受注できる案件も増える。世界が広がる。たのしい。
ウェブデザイナーになって案件数件こなして、ある程度のデザイン経験・知識があれば、紙について、印刷について、データについての知識さえ勉強すれば、誰でも出来てしまうのです。

そして、一番は。
さっき見てもらったココナラのスクショ通りで、仕事が受注し易いことにある。




さてそろそろ飽きてきた頃かと思うので、
続きは明日にしようと思います。

今日からNote始めます。
質問・聞きたいことなどあれば、コメントからどしどしお待ちしております。

読んでくれてありがとう。(キス)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?