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「デザイナーになって良かった」と心から思った出来事

印刷物のデザイン(DPTデザイン)は、デザイン制作から、実際に印刷・加工するデータを作成することまでが仕事です。中には、紙の選定・加工の指定まで行うこともある。Webだとデザイン以外でいうとコーディングという仕事がありますが、DPTはというと、デザイン以外でいうとデータを作成するということになるでしょうか。端折り過ぎた感あるけど。

私はウェブデザイナーから数年前にこっちに移行して、印刷ものデザイナー(DPTデザイナー)としてやってますが、WEBデザイナーの頃には無かった感動を身をもって体験して、もう抜けられないという感じ。どハマりしたというか、私には合ってたというか。天職というか!!

これはやってみないとわからない話なんだと思うけど、ウェブとは違ってリアルな成果物として眼の前に物質として出来上がるものなので、肉眼で見れて、手で触れられる。紙によっては匂いも最高。ヤギなら食べちゃうし。私もこの業界で仕事をするようになって紙が好きになった。
前世はヤギだったのかもしれない。いや、そうに違いない。

紙の世界は深い。面白い。果てしない。好き。

今日伝えたいことはそんなことじゃなくて。
昨日クライアントから嬉しいメールをもらったので、その話を含めてDPTの良さを1人でも多くの人にお伝えできればと思い、今iPadを開きました。

iPadはタイピングしづらい。私のでっかい手のせいで、端のキーが小さい。
でも便利。ありがとう。


嬉しい報告もらいました(前置き)

NOTEデビュー記事となった以下記事。


この記事の中に私のDPTデビューのきっかけとなったクライアントのTさんのことに触れてるんだけど、私にとって、足を向けて寝れない神のような人。今回報告連絡をくれたのは、その神の、いわば同業の方。
その商品総称は「カード」で、カード・パッケージ・取説のフルパッケージで受注。
DPTで依頼を受ける業界の幅は書き出したらどんどん出てくるほど無限にあって、その中には商品化するためのパッケージの依頼も多いという感じ。

想像してもらう通り、形になる自信作商品のパッケージとなれば、クライアントのモチベーションも高く、これを世に広めたいと強い想いを持ってる人がほとんどなので、そんな人達と関わりながら、作る過程はこの上なく楽しい。
こうしたらもっと良くなくなるという提案を前のめりで聞いてくれるので、やりがいもあります。いや、生きがい。

完成した時は本当に喜んでくれて、決して安いお得感満載の提案では無かったと思うけれど、満足いただき、何度も感謝の言葉もいただきました。
その言葉をいただいた時は、あー頑張って良かった!と、その気持ちで満たされます。ただいつまでもその気持ちに浸かってる暇もなく、次から次にと受注案件に集中する。その繰り返しで今までやってきた。

あ、、前置きが長い。切り替えます。


昨日の嬉しかったこと(本題)


昨日もらったメッセージを原文まま、一部ですが貼ります。

こういうの、本当に嬉しい。泣きそうになります。
私すぐ泣くんだよね。SNSの老犬の動画とか、親に向けたお涙頂戴系の話しとか、100パー泣くタイプでして。ちなみにメンタルは強いよ多分。
涙もろいけど強いおばさんって覚えといてもらえれば大きく相違はありません。

でね。この方、YouTubeやられてるので、このメッセージに返信したあと、その足でそのチャンネルを見に行ったわけ。
そしたら、超リアルな喜んでるところが見れて。きゃーきゃー言われてて。ほんとに可愛くて微笑ましくて。コメントには「素敵です!」「買います!」のコメントが数名どころか結構いて。そりゃ当然、こっちまで嬉しくなるよね。

言ったら私は自分の仕事をまっとうしただけ。
なのに、こんなに喜んでくれる人がいるってすごいことだよなーと、涙ちょちょぎれました。


学生の頃、美術が2だったDPTデザイナーは語る

デザインって、人を動かす力がある。
デザインって、魂が宿る。

これって嘘のような本当のことで、本当にすごいことで、この世界の沼にハマった私は、超ラッキーだったと、神さま(Tさん)と巡り会えたのも、まさしく運命か!と思うわけです。

私基本スピリチュアルなことは信じないタチだし、風水もよくわからんけど、今回ばかりは、運命とか天職とか言い出しちゃってるんよね。

どうした?私。病気かな?笑

中学の時、美術は大っ嫌いだった。「鉛筆まではまあ見れるけど、塗ると途端に下手になるよね」なんて、先生に直球で言われて傷ついたこともしょっぱい思い出。なつかしい。
そんな私が、デザインの仕事に就くなんて、夢にも思わなかった。
そりゃあ、先生もびっくりでしょうな。でも、就いた。就けた!!どや。


デザイナーのあなたへ

もしかしたら、思い描いてたデザイナー人生と現実とのギャップで、デザインが嫌になってしまってる人もいるかもしれない。
はー疲れたって、ひと休み中の人もいるかもしれない。

デザインの仕事は、明確なゴールがない。だから、向き不向きがある仕事であることは、重々理解しているつもり。
でもきっと、この記事を最後まで読んでくれたあなたは、デザインの仕事が好きで、デザインで人に喜んでもらうことに何よりも価値を感じて、頑張ってるんだよね。私も同じ!

だから、どうしたら自分もクライアントも喜べるか、win-winの関係を築けるかを、時間をとって考えてみて欲しいと思います。

仕事としてデザインをしているならば、お金を得ることも目的のひとつ。
デザインは大好きだし天職だと思うけど、仕事としてじゃなく趣味だけでも成り立つとは思っていません。(素直)
先立つものがないと人は焦るし、目の前のことが見えなくなることもおおいと思います。わたしもまさしくそれだったので、めちゃくちゃわかる。
でもそれが、自ら空回りを引き起こす原因になってることも多い気がします。

でも、一旦立ち止まって考えることができれば、今の状況から脱却できることもあるのかもしれません。

デザインの価値がもっともっと認知されるよう、微力ながら活動を続けていきます。一緒にがんばろう!


今日も読んでくれてありがとう(きす)





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