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企業ツイッターの運用についての裏側、「寄り添うツイッター」

本日紹介するのはこの本、「寄り添うツイッター」です。


キングジムの公式ツイッターの運用者がその運用方法について赤裸々に書かれています。


過去のツイッター経験談

 僕も、過去に職場のツイッターを運用していたことついてはこちらに書きましたが、一つだけ嘘があります。この本を参考に職場ツイッターを運用していたと書いていますが、この本が出版されたのは全然あとですね。嘘はよくないと書いてるのに、、、

でも、この本を読んだとき、こんなふうにやればよかったと思ったのは間違いないです。

ツイッターは企業とお客との架け橋

一番なるほどと思ったのが、ツイッターはマーケティングツールとか言われているため、直接的な効果を期待しがちですが、あんまり求めてはいけいというところです。例えば、売上をあげようと広告的なツイートをしては行けないということです。緩やかな関係性を期待してフォローしてくれてるのが多く、直接来てーとか、買ってーとか言ってもなかなか行動まで移してくれる人はいないと思ったほうがいい。逆にそういうことばかりツイートしていると関係性が壊れてフォロワーが離れていきます。

この辺は言語化していなかったけど、ツイッターを運用してすぐに実感したこと、これを言語化していてさすがと思った。広報担当だから当然と言えば当然と言えますがね。

人柄がにじみ出る

あとは、SNSは人柄が出るというところもなるほどでした。逆に人柄を出さないとSNSは人気が出ない。自分が過去に職場ツイッターしていたときは、上司の許可を得てツイートしていたので、なかなかキャラを出すことはしなくて、公式発表的な無味無臭なツイートがほとんどだった。それでも、フォロワー1000人いったので、不思議ではありましたけどね。

本の話に戻ると、キングジムでは上司の許可を得ないでツイートしているのでかなり自由。例えば、こんなのとかね。

と思ったら、真面目な商品紹介もある。この硬軟おりまぜているところが流石です。

ツイッターを始める経緯もおもしろい

ツイッター始める経緯もおもしろいです。社長が直々に始めてといきなり頼まれたそうです。それもまだ、SNSの黎明期とも言える2010年。社長、すごい先見の明です!

しかも、はじめどうツイートしていいのか分からず、硬いツイートばかりしてたら、もっと気軽につぶやいていいからねとアドバイスしたとか。本当にすごい。

社長本人はなんと亀ツイート、つまり自分の飼っている亀のツイートをしていて、それがなかなか盛り上がっていたそうです。亀ツイートってwww

作者はそれを参考にして少しずつ自分なりのツイート方法を確立していた経緯を書かれていて本当におもしろいです。


というわけで、キングジムの公式ツイートの裏側が赤裸々に語られた本の紹介でした。とても、おもしろいので、おすすめですよ!

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