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寄付について考えさせられた!

こんにちは、サカモトです。

週2回noteを書いていますが、毎週月曜日と木曜日の2回投稿していますが、今回の記事は月曜日の記事となります。


先日の4月3日に台湾東部を震源とする地震があり、次々と建物が倒れたりする様子に心を痛めました。

そのことを踏まえて、寄付サイトが日本でも色々と立ち上がりました。

例えば、Readyforや

Yahoo!募金など

他にもたくさんの寄付サイトが立ち上がっています。

震災で被害に遭われた方のために、なんとか力になりたいと考え、多くの人が寄付をしたものと思われます。被災者にとって、必要とする物資なども支援したい気持ちはありますが、物資などだと被災者に必要としているものとのアンマッチが起こりがちです。その点、お金であれば何にでも使えるし、今の時代はネット経由でできるので、以前よりは気軽にできるところは支援しやすいですよね。

しかし、しかしですね、一方で、台湾在住のノンフィクションライターの近藤さんがこんな投稿を上げました。この投稿には頭をガツンと殴られたような気分になりました。

当然のことながら、支援したお金がちゃんとしかるべき人に届いているのか、そしてその支援金がちゃんと使われているのかは、確認しないといけないですよね。そのことを忘れていました。

台湾では、6年前にやはり大きな地震があって、その時の支援金をきちんと使っておらず、不適切な使い方がされたようなのです。このことは、現地台湾では有名なようなのですが、そんな情報は日本には入ってきていませんからね。

台湾の記事を下に貼っておきます。

最後の方の記事をちょっと長いですが、ChatGPTで日本語に訳したものを貼っておきます。花蓮県という日本で言えば地方自治体の長にあたる人が不正を働くとは思いもしませんでした。

「震災後の論争が絶えず、8億円の救援寄付金が産業を救済 花蓮の大地震が注目を集め、外部からの寄付金が次々に寄せられました。これを受けて花蓮県政府は寄付金管理委員会を設立し、前行政院長の張善政が召集人となりました。しかし、3月16日にはPPT上でネットユーザーが報告し、3月8日の第2回委員会で、4億円を花蓮県の石材産業の救済に、もう4億円を観光産業の救済に充てる決定が下され、寄付した人々からの非難の声が上がりました。

これに対して、傅崐萁は回答しました。地震の直接的な被災者だけでなく、観光業と石材業も大きな影響を受けた被災者の一部であると。「彼らが必要としているのは、息をつく機会です」と述べました。台湾地区石鉱製品工業同業公会の理事長、王淳甫は、この地震が1万を超える家庭に影響を与え、100万平方メートルの大理石を失ったことを意味すると説明しました。これは、台北101の3つ分の面積に相当します。彼は、建材産業の工場で生計を立てる家庭は、一生懸命働いても、利息さえ支払えない状況にあると正直に語りました。

傅崐萁は、花蓮県が初めてではなく、例として台南の地震災害や高雄のガス爆発事故を挙げ、市政府が関連産業に対して月に10万から20万の金額を補助し、年間の上限は240万であると指摘しました。しかし、花蓮県は産業の利息の1%のみを補助し、これは年間20万に相当します。さらに、この決定は行政院の決定を聞いた後に確定したものであるとも説明しました。

一方で、張善政は、中央が再建委員会の結論を実施すれば、寄付金管理委員会の寄付金をこれらの産業救済に使用することはなかったと述べました。さらに、この資金は業者が救済ローンの利息に申請するためのもので、元本は業者が自己負担するため、本当に救済が必要な業者だけがこれを使用すると述べました。張善政と傅崐萁が説明に出てきたにもかかわらず、一部の市民は資金の配分が不適切であると考えています。これに対し、張善政は、疑問を持つ市民は、返金申請のためのフォームに記入することができると述べました。そして、2018年9月30日までに、「0206地震災害寄付金」の総収入は新台幣27.8億元で、返金支出は4751万元でした。

傅崐萁は1300万を使って救援寄付者に感謝の大禮包を送る 花蓮の大地震に対する各界の支援と寄付に感謝するため、傅崐萁は「0206震災表彰及び慰労会」を開催し、震災寄付者に向けて、総計1300万円の感謝のパッケージを20万以上送りました。しかし、代理花蓮県長の蔡碧仲は10月19日に予算支出の詳細を公開し、慰労会に消防局の「緊急救助」の科目から資金を使用したことが、公務予算の使用規定に違反する可能性があることを指摘しました。

傅崐萁は9月13日に株取引の件で判決が確定し、花蓮県政府から解職されました。蔡碧仲が代理県長に就任した後は、「百日革新」の県政プロジェクトを宣言しました。蔡碧仲は先日、「震災後の関連支出は公務予算の支出項目で対応する」と述べ、傅崐萁が消防局の予算科目「緊急救助」「災害管理」から合計97万以上の資金を一部の食事費の入札案件に使用したことを指摘しました。

さらに、寄付者への感謝のパッケージには、CD、特別号、感謝状、郵送費の4大項目が含まれ、総額823万円を消費しました。中でも、社会福祉部門の障害者福祉業務の費用を使用して、感謝状と文宣の印刷及び封入、郵送費に合計460万以上を使用しました。蔡碧仲は、これが行政上の責任、あるいは刑事責任に関連する可能性があると述べ、現在、さらなる検討と調査を進める予定です。」

正直、寄付をしていいことをしたと安心していました。しかし、当然ながら、寄付をするからには、本当に必要な人に届くかどうかを確認するべきですよね。そういうことを学びました。

ちなみに、先ほどのreadyforやyahoo!募金の寄付先は、ピースウィンズジャパンという日本の団体で、活動報告も定期的にされていて、また、会計報告もきちんとされているようなので、おそらく大丈夫ですね。


そして、その後近藤さんが台湾政府の厚労省に相当する部署が受け取り口座について発信されていました。多分これは信頼がおけるでしょう。

そして、思いっきり自分の名前が出ていますが、これは前回のツイートに対して質問をしたからですね。これもなんだか現代的ですよね。

こちらにも海外送金しておきました。初の海外送金でドキドキしましたがね。

寄付をすると、なんかいいことをしたといい気分になりがちですが、それだけではダメで、どこに支援するのか、そしてそれが正しい使い道なのか、そうしたことを考えていく必要があるということを今回学びました。

そのことをみんなで共有できるといいなと思って記事を書きました。これを読んだ誰かの役に立てれば嬉しいです。

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