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「お客様は神様です」の意を考える

 時々、自分の思考を現実が追い越すときがある。

 たとえば、三波春夫は中東にコンサートに行った時、暗殺されかかった。
なぜなら、イスラム世界では、一神教なので「お客様は神様です」という三波春夫氏は、邪教徒に思われたから。

 ということを書こうとしたら、暗殺までは言わないまでも、イスラム世界では、やはり理解できないようで、「お客様は神様です」は”Customer is God”ではなく、 ”Customer is always right.”(お客様はいつでも正しい)などと訳されるという。

 もっとも、三波春夫の考えていた実際の意味としては、実に日本的で、”神様に向かって対する真剣な態度をもって歌う”的な意味であるようだ。
現在なら”Customer is actually emptiness”とでもなるのだろうか。
 「お客様は空っぽ」ではなく、仏教的に「”無”と対峙せよ」という意味合いでだ。
「無心で歌う」でもよいかもしれない

 もっとも三波春夫は日本イスラム教団歌「アラーフ・アクバル」というものを歌っているようなのだが。 

  これに関しては、もう少し、いつか詳しく調べてみたい
(ここまでで10分)

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