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切らないワキガ治療

夏は特に気になってしまうワキガの治療法としては、発汗を抑制する薬液を注入する方法や電気を通すなど、切開を行わない方法があります。発汗作用を抑える薬液には、ボトックスがよく使われます。ボトックス注射はシワ対策にも用いられるため、知っている人も多いですよね。ワキガの源になるアポクリン汗腺の発汗を抑制するために、ボトックスを脇の下に注射するという治療です。ボトックスを注入してもワキガの症状を抑えられる期間は限られていますので、定期的な注射が必要になります。

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また、電気を通す方法には、インフォレーゼという方法があります。アポクリン汗腺やエクリン汗腺を閉じる治療で、薬液をしみ込ませたガーゼを脇の下にあてて電気を通します。ほかにも電気分解法という、汗腺に針を挿し電気を流す治療法もあります。アポクリン汗腺と毛根にダメージを与えることによって治療するというものです。電気分解法は、エステなど麻酔が使えないところで受けるとかなり痛みがあります。ですが、皮膚を切らずにワキガの治療ができるのは大きいもの。各治療法によってワキガの改善効果や費用は大きく異なりますので、皮膚科で診察を受けることが大切です。


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