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日本人と塩分 【2】

大食いで人気のユーチューバーさんらはよくラーメンなんかを自分で作ったり食べに行ったりしてます。魚捌きで有名な方は、魚の表面の滑りを取るのに必ず塩で揉んでいます。明太子やイクラ、塩水ウニなど、海の幸をふんだんに使った丼とか。

米国心臓病協会が推奨する、健康を維持するのに必要なナトリウム摂取量は1日2,300mg。インスタントラーメン一袋のナトリウム量はざっと2,000mg弱ぐらい。なのでラーメン一杯食べたらそれでほぼ1日の推奨量を摂取した事になるんです。

それを十人分とかペロリと一人で平らげるわけです。

塩揉みは量は分かりませんが、どれだけ綺麗に落としてたとしても、かなりの塩分量が残ると思います。

海の幸と言うのは〈海〉で取れるのですから、塩分があるのは言うまでもありません。

老婆心ながら、そういう美味しそうなYouTubeを観てて、楽しいながら血圧は大丈夫なのかしらとハラハラします。場合によっては見ているこちらが心配になって血圧が上がります…

何もユーチューバーさん達を断罪したい訳ではないです。私も大好きでよく見てます。

言いたいのは、日本人は全般的に、塩分過多摂取に関して意識が希薄なのかなと。コレステロールやカロリーに関してはやいのやいの言うのに、塩分となると誰も何も言わないんですよね。

なのでこのシリーズでは、塩分過多に関して、あまり堅苦しくなく、でも押さえるところは押さえていけたら良いなと思います。

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