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デザイナーチームおすすめの本を大紹介!

花粉が悲惨なほど飛散するようになってきましたね!  \\ドッ//
滑りました!デザイナーチームです!

今回はデザイナーチームおすすめの本をまとめてご紹介したいと思います。
というのも、実は数日前にこんなtwitterを発信していました。


ドリーム・アーツは会社として本を読むことを奨励しています。
筆者も入社前は、本は年に3冊程度(うち2冊は展覧会の図録集)といった具合だったのですが、入社してからは10冊以上も読むようになりました。
デザイナーチームも例にもれず本を読んでおり、一部メンバーだけでも、年間合計150冊本を読んでいます(個人的にはびっくりです😳)

今回はそんなデザイナーチームがオススメする本たちを一気にご紹介していきたいと思います!

ジャンルをざっくりと分けて目次にまとめているので、気になるところだけピックアップして読むこともできるようになってます📖

整理用 – 1

01.「デザイン」とは?を考えたい!

『デザインあ みるほん』

Twitter 投稿 – 1

📕概要:
じぶんの「め」でみる+じぶんでかんがえる。NHK番組「デザインあ」のヴィジュアルブック。

💡デザインチームからのおすすめポイント
日常に潜むデザインをビジュアルで気づかされます。説明書きがないので、「デザインとはなんなのか」を自分の頭の中で考えるきっかけになる良い本。
言葉を超えたデザインの必要性と説得力がこの一冊に込められています。


『デザインの輪郭』

Twitter 投稿 – 8

📕概要:
『デザインの生態学』『デザインの原形』をはじめ数々の誌上でデザイン論も展開している論客でもある深澤直人氏が、初めて自分自身について語ったエッセー集

💡デザインチームからのおすすめポイント
日本を代表するプロダクトデザイナーである深澤さん。
そんな深澤さんのデザインに対する考えや姿勢が、穏やかで洗練された言葉で染み渡っていくような本です。
真似ができるような世界ではないけれど、姿勢を正してしまうような、デザインへの深い思慮が伝わってきます。あと装丁が最高です。


『デザイン基礎講座 感性と会話するデザイン』

Twitter 投稿 – 4

📕概要:
「なんかこれは清涼感があるよな」の「なんか」はどこからやってくるのか?
科学的な視点で感性を客観的に扱い、デザインは感性とどのように結びついているのかをアプローチした一冊。
本書では脳科学から、感性が働くメカニズム、そしてデザインが脳の「辺縁系」へ働きかけてきたことを実例と共に紹介しています。

💡デザインチームからのおすすめポイント
実践書ではなく、「デザインの文法書」です。デザインとはなんなのか、という問いに対して、理論的な目線からアプローチできる本だと思います。
また、全ページフルカラーで図や画像がふんだんに用いられているので辞典のように読めます。


『デザイン知』

Twitter 投稿 – 7

📕概要
編集者松岡正剛の「千夜千冊」からデザインに関連する記事をピックアップしたブックガイドの本。
デザインとは何か。
デザインする前に萌芽する様々な情報をつなげ、かたちにし、しくみにしてきたデザイナーたちの思想を編集者の多様な視点から水先案内してくれる本です。

💡デザインチームからのおすすめポイント
本書はハウツーではなく、思想をまとめあげたもの。
読者は世界の様々な時代のデザイン知に攫われることで従来のデザイン観を大きく揺さぶってくれるであろう痛快な一冊。
単なる「デザイン書」に留まらず、さらに一歩踏み込んだデザインを知りたい人向け。この一冊を皮切りに次の「デザイン書」の出会い方は変わると思います。


02.色について学びたい!

『要点で学ぶ、色と形の法則150』

Twitter 投稿 – 10

📕概要
色と形について、基本的なことから結構ニッチなところまでをさっくり解説している本。

💡デザインチームからのおすすめポイント
本当に基本的なところも載っているし、ニッチなところもニッチに見えて使えそうなことがいっぱい載っているので読んでいて楽しいです。デザイナー向け絵本って感じです!


7日間でマスターする配色基礎講座 (DESIGN BEGINNER SERIES)

Twitter 投稿 – 9

📕概要
タイトル通り、配色の基礎についての本です。

💡デザインチームからのおすすめポイント
そこそこ昔の本のため掲載されているデザイン例については「古っ!!」となりますが、
配色の理論は今でも通じるもので、非常に分かりやすくまとめられています。色の使い方はこの本で大体学びました。


『2色デザイン デュオトーンのミニマムカラー・リファレンス』

Twitter 投稿 – 11

📕概要
2色でデザインされた作品を収録したデザイン実例集。

💡おすすめポイント
2色という制限されることで、より個々の色のパワーや色の組み合わせの可能性が広がります。パラパラ眺めるだけで刺激を受けます!
デュオトーンは2021年のデザイントレンドでもあるので、特に今年は大いに役立ちそうな一冊です。


03.「インターフェースデザインとは」を学びたい!

『誰のためのデザイン?増補・改訂版』

Twitter 投稿 – 14

📕概要
「人間中心設計」という考え方を提唱し、今ではよく聞く「ユーザビリティ」という言葉の意味を確率したD.A.ノーマンが書いた本の改訂版。

💡デザインチームからのおすすめポイント
UI/UXデザインを生業・興味を持っている人なら必ず通るであろう本。デザイナーでなくても、この本を読めば今自分の周りにあるモノの見方がガラッと変わります。
ヒューマンエラーが起きるのはデザインのせいだ!と清々しいまでに言い切られていて、エモめのデザイン畑にいた己の脳みそを強制リセットされた一冊でした。


『インターフェースデザインの心理学』

Twitter 投稿 – 13

📕概要
科学的な研究からユーザー心理に注目してデザインの極意を解説した一冊。UIやUXについて考えを深めたい人向け。

💡デザインチームからのおすすめポイント
裏付けのあるデータ、研究結果の解説で非常に読みやいです。
これまでの経験上、分かっていることも多いですがその理由がクリアになっていきます。ユーザーを知ることの重要さを改めて認識しました。


『デザインの知恵 情報デザインから社会のかたちづくりへ』

Twitter 投稿 – 12

📕概要
日本の美大に「情報デザイン」という概念を定着させるなど、分野の第一人者である須永先生がデザイン哲学とデザインの可能性について語っている本。

💡デザインチームからのおすすめポイント
単位として情報デザインを学んだことがなかった私が、曖昧で不思議な情報デザインについて学べた本。
なぜデザイナーは協業作業が必要なのかを腹落ちさせてくれました。


『オブジェクト指向UIデザイン──使いやすいソフトウェアの原理』

Twitter 投稿 – 15

📕概要
オブジェクトを起点としたUIを設計するための指南書。グラフィックというよりも、情報設計やUIデザインについて学びたい人向け

💡デザインチームからのおすすめポイント
これがまさに業務に生きるかと言われたら生きるわけではないが、自社のプロダクトを客観的に見るためのものさし作りとして読むとワクワクします。

04.ブランディングについて知りたい!

『デジタル時代の基礎知識 ブランディング』

Twitter 投稿 – 16

📕概要
ブランドとは何ぞや?から、戦略としてデザインが何故有効なのか?消費者の購買心理とは?を、初心者向けにブランディング戦略をとっつきやすく説明している。

💡デザインチームからのおすすめポイント
挿絵が多用されており分かりやすい。
とかく内容が幅広い。(デザインに関係する一例を出せばCM、UI/UXデザイン、ロゴデザイン、SNSマーケティングに関する内容など…)
まずこの本で足を踏み入れ、さらっとした概要を知って、気になった分野は専門書を買うみたいな使い方が良いかと
本の最後に著者オススメの本がたくさん紹介されているのも嬉しいです。


『たのしいロゴづくり -文字の形からの着想と展開』

Twitter 投稿 – 17

📕概要
文字のロゴを作るときのテクニックと実際のロゴの制作過程が載った本。(筆者余談:まさかの、別々の二人から候補に入れていただいた本でした!)

💡デザインチームからのおすすめポイント
そんなに難しいことはしておらず、ノンデザイナーでもちょっと絵を書いたり、もしくは絵描くのが好きな人ならさらっとできちゃうんじゃないかな?と思います。
制作過程が詳細で、書かれたアイデアやコンセプトの落とし込み等が参考になります。


『欲しくなるパッケージのデザインとブランディング』

Twitter 投稿 – 18

📕概要
あふれる商品の中で消費者が欲しくなるデザインやかわいさ、アイデアが施されているパッケージデザインを厳選して紹介しているデザインの事例集です。

💡デザインチームからのおすすめポイント
高いけど思わず買ってしまった本。紹介されているパッケージもだけど、本の構成も良い。息抜きに眺めています。

05.思考ツール/レビューを知りたい!

『THIS IS SERVICE DESIGN THINKING. Basics - Tools - Cases
ー領域横断的アプローチによるビジネスモデルの設計』

Twitter 投稿 – 20

📕概要
サービスデザインとは何か?何者だ?どうやるのか?から、思考ツールの紹介まで乗っている本。

💡デザインチームからのおすすめポイント
この場合はどんな思考ツールを使えば良いのかわからん!ってときに逆引きする時に使えます。
(超個人的には本のサイズが変形じゃないから管理しやすいです)


『みんなではじめるデザイン批評-目的達成のための
コラボレーション&コミュニケーション改善ガイド』

Twitter 投稿 – 19

📕概要
より良いデザインへ向かうための処方箋。FacebookやPixarも実践している「デザイン批評」の手法が身に付く一冊。

💡デザインチームからのおすすめポイント
レビューを受けてモヤモヤしまくってた時に読んだら心がすっきりした一冊。実践するにはタイミングを見計らう必要がありますが、手元にあるだけで勇気をもらえます。


06.印刷/加工方法を知りたい!

『印刷・加工DIYブック』

Twitter 投稿 – 21

📕概要
全て手作業でできる紙の加工、印刷技法の必要な道具からやり方が記載されている。

💡デザインチームからのおすすめポイント
手作業でやるにせよ、業者に頼むにせよ、選択肢の幅を広げるのに役立つ一冊。業者に頼む前にモックアップとして1部作るとかでも役立つ。


『デザインの引き出し27』

Twitter 投稿 – 22

📕概要
製本や紙モノを扱う人なら一度は触ったことがあるかもしれない季刊誌。通常盤と特装版の2種類があります。

💡デザインチームからのおすすめポイント
オーソドックスなものからコアな方法まで、網羅的に印刷・製本・包装などを取り扱う雑誌なので、この本を見ながら制作すると一気に選択肢の幅が広がる。自分の伝えたいことが決まった後の答え探しができます。
印刷・加工DIYブックが自分で作るための本だとしたら、こちらは自分がやりたいことができる具体的な印刷所や会社を探し出す本。
本の形態が毎回度肝を抜いてくれるので、半分美術書として、息抜きに眺めています。

おわりに

一気にご紹介しましたがいかがでしたでしょうか!
今回は、「デザインに関係する本」というお題で本を挙げていってもらったのですが、一口に「デザインに関係する本」といっても、人によって様々な本がでてきたことが非常に面白いと思いました。
エッセイから実用書、哲学から事例集まで、一つのチームといえど人それぞれの強みや興味のある分野があるんですね。

まだまだデザインに触れたことがない!という方は初心者むけの本を、もうちょっと深ぼってみたいぜ!という方はそれ以外の本を読んでみると良いかもしれません。

皆さんもぜひぜひ読んでみてくださいね!(ついでに感想などをシェアしてもらえると勉強になります!)

ここまでお読みいだたきありがとうございました!