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【読】キリンを作った男マーケティングの天才・前田仁の生涯から知ったナンバーワンの価値。

おかむです。おかむです。年末に向けてお墓参りをしてきました。お墓の雑草をむしりながら、厚かましくも家族の健康を願った私です。母の顔を見ながら祖母の片鱗を見つけると共に、私も年を重ねたら祖母と母とをミックスした顔になるのでしょうか?とか大人の階段をのぼりながら感じています。

今日の読書記録は、キリンを作った男を。
佐治さんという名前が出て来た中で、キリンって誰が作ったんだろう??とかいろんな疑問がわいてくる中で、キリンを作った男を手にしました。
これは前田さんというマーケッターはラガーの生みの親なのですが、どんな人だったんだろうって思ったんですよね。
大きな会社で登っていく人と、自分で起業する人はもっている素質が違うのかしら?とか思っています。

キリンを作った男を読んだ感想

この本で「一番搾り」、「ハートランド」、発泡酒の「淡麗」「淡麗グリーンラベル」、第3のビール「のどごし」、缶チューハイ「氷結」を作ったのはこの前田仁という方の存在なくしては、生まれていなかったという事実を知りました。

皆さん知ってました??

私は知る由もなく、一人の人が生み出し続けた事の面白さを知れました。サラリーマンとしてどういう経路をたどるんだ?と読んでいくと、前田さんのキャリアは悲惨な事が起きていたりするのです。
大手の人事えぐすぎる・・って思う描写が何度もありました。

キリンが首位を得続ける中で、アサヒが追いかけてくるのですが、その物語が面白い。各社の攻防。

とはいえ、ここで思ったのが、ナンバーワンという地位が与えるものは業界ナンバーワンというものだけではなくて、ミエナイ資産を沢山与えている事を知りました。

社員の誇り
ナンバーワンの視座
余裕

などなど。

結局№2がだめなのではなくて、№2が№1になった時に見ている視点が、№1の背中だったとしたら、その後その地位は維持が出来ないという事です。

前田さんの姿を通じて私が得た事は、状況に一喜一憂せず、その状況の中で楽しみながら、腐らず仕事をしっかりし続けている。その中で人が出来ない体験をされている事をみれる本でした。

また明日―――

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