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待つのが苦手な私の望むこと


3月14日、私は滅多にしないことをしてみようと思い立った。

このマンションに引っ越しする前日、母が小豆をくれた、それをずっと放置していて、気になっていた。

その小豆を煮てあんこを作ってみたくなったのである。

作り方は知らないので、娘にネットで検索してもらい、ホーロー鍋にたっぷりの水を入れ、水洗いした小豆を加えて茹でる。

沸騰したら、その茹で汁を捨て、水を加えて弱火でコトコト小豆を煮る、小豆が柔らかくなったら、砂糖を加える、作業はとてもシンプルで簡単だ、ところが私はこのコトコト煮る時間が苦手なことに気がついた。

小豆の状態が気になって仕方ないのだ、ずっと火にかけておくのも、危ない気がして、何度も確認してしまう、他のことに気が向かず、余裕が無くなる。

そんな自分に苦笑していた、これが私なんだと実感できた。

私には夢がある、それを空間に宣言して(宇宙にオーダーする)後は今に集中して楽しむ、リラックスする、叶える方法は宇宙に任せる、それを実践している。

どうしてうまくいかないのか?それは私が宇宙に任せるのが苦手だと、やっと自覚できたのだった。

小豆をコトコト煮る間、リラックスしていればいいだけなのに、ソワソワと何度も小豆の状態や火加減を気にする私、夢を叶えることを宇宙を信用できずに今か今かと確認する私、同じやないか~い!!

小豆を煮る作業から、自分の習性を知るとは!面白いなあと思った。

そんな自分に話しかける。

大丈夫だよ、小豆はちゃんと柔らかくなってくれる、失敗してもそれは次に活かせばいいだけ、夢を叶えることも、宇宙の視点で見れば全てうまくいってるよ、焦らなくていい、心配しなくていい、今安心してリラックスしていれば良いんだよ。

一粒小豆を食べてみて、柔らかくなっていたので、砂糖を3回に分けて加えた、塩少々も加えて完成。

水の量が多すぎてぜんざいになってしまった💧でも甘さは自分好みになった。

早く仕上げたくて焦ってしまい砂糖を入れたので、小豆が統一感なく、まだ硬めなのが混じっていて残念だった。

でも今の私の状態を知れたので、小豆を煮る作業は役に立った。

翌日、残った小豆を温め直し、水分を飛ばすように煮続けると、程よい感じのあんこが出来上がった、適当でもちゃんと完成するものなのだとわかって、嬉しくなった。

だから大丈夫!全部うまくいく!安心していればいい。

私は不安だった、何もしないでただ待つことが恐かった、でも本当はワクワクしながらゆったりと待つ楽しみを体験してみたかったのだ。

今度は大好きな五目煮豆をコトコト煮て、出来上がりを楽しみに、リラックスして過ごそうと思う。


幸せをありがとう♡


ここまで読んでくださって感謝します。



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