人と向き合うことは自分と向き合うことだ
今年の夏、一人の青年に出会った。第一印象がとにかく爽やかで、心臓のあたりがキラッと光る心地がした。こんなに素敵な人を見たのは久しぶりだった。
初めましての人とする定型文の会話から、何気なくお互いの趣味がいくつも一致していることに気がついた。飾らずとも自然に会話が進んで行って、男友達が中性的な人と地元のヤンキーしかいないわたしには、初めて異性の前で自分を開示できた瞬間だった。
それからわたしたちは心の深いところまで潜って意見交換をして、まるで昔からの友人だったみ