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アメリカのクッキーと季節感:春とそれにふさわしいモチーフがあるんです

こんにちは。
フードアートのTeatraです。
自己紹介はこちらから:

日本に住んでいると、季節を写した、先取りした飾りとか、和菓子があり
それはそれで、とても素敵なんですが、アメリカにもあったりします。

面白いのは、多民族国家の若い国なので、色々な宗教や、ルーツを他の国に持つ習慣、アメリカならではの習慣があったりすることです

アメリカ人、といっても人種や宗教の背景は色々。親御さん、祖父母の方達の宗教や習慣を、どの程度引き継ぐのかは、子どもたちが自分で決めればいいことなんです。

アメリカに10年以上、住んでいた私も、友人知人にご招待をいただいて
色々な宗教や国籍のお祝いに触れることが、できました。

今回は、そんななかから、思い出に残る物をご紹介します。

この季節、今は2022年3月7日ですが、春の初めということになり、キリスト教のイースター(復活祭)の季節になります。イエス キリストが、磔刑から復活したのを祝うのですが、季節が一巡して、また春が来て、色々な植物や動物が冬眠から目覚めたり、新しく生まれたり、芽を出したりする、始まりの季節なんです。

日本は折よく、学校の新学期が始まりますが、アメリカは8月の後半から9月の初めが新学期です。この時期、よく使われるモチーフは、始まり、誕生を表す以下の物です:
卵、ひよこ:文字通り、命の始まりの卵、そこから生まれたひよこ
うさぎ:多産であるので、豊穣のモチーフです。また復活祭の卵を持ってくる、ことになっています。

また春ということで、パステルカラーのお菓子が出てきます。
卵だとチョコレートでできた卵のお菓子(包み紙がきれいです。)あるいはマシュマロに黄色、ピンク、紫等で色をつけてうさぎやひよこの形にしてあるピープスというもの。チョコでもこれらの物はありますね。

色つきマシュマロのPeepsです:https://www.peepsbrand.com/

面白いことに、日本では年末にする大掃除を、春にする人たちが多いのです、アメリカ。Spring Cleaningといいます。気候がよくなったから、大掃除も今のうちに、というわけでしょうか。

早春にまた見られるのが、アイルランド系の人たちの聖パトリックデー。アイルランドの聖人で、40種類の緑、と言われる(40shades of green)緑豊かなアイルランドに因み、緑色のビールや、お菓子も出ます。

アイルランドの小人は、🌈のたもとに、黄金や金貨の入った壺を隠している、という言い伝えもあり、その小人のモチーフや、黄金、金貨のモチーフのチョコ等もあります。

🍀のような、シャムロックという草があり、アイルランドと関係が深いです。なので、そのモチーフのお菓子もあります。アイルランドの舞踊を民族衣装を着た人たちが躍るパレードもあったのですが、日本では気軽に見られなくなりました。

踊りは、上半身は派手な動きはなく、タップダンスのような足のステップを効かせて踊るのは、昔 庶民の踊りが禁止されていたので、窓の外から見ても、踊っているように見えないスタイルから、来るのだとか。面白いですね。

Noteを書いていらっしゃるyukiさんのページにSt. Pat’s Dayのことが詳しくあったので、紹介させていただきます。こちら
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上で説明したような物を反映した、この時期のクッキーになります。
聖パトリックデーに因んで、緑(抹茶等)で、小人や、シャムロック、キリスト教の十字架(アイルランドの物だと、夜中に声を発したと言われる背の高いハイクロス、が有名です)、キリストの復活の様子を表した模様、等です。

味は、アイルランドに因んで、アイリッシュコーヒーとか、ウィスキーもいいかもしれないですね。

イースターのテーマになると、色はパステル(ピンク、黄色、薄い青、ラベンダー紫)で、形は、春を表すひよこ、ウサギ、小鳥、咲きだす🌸等。味は、もうこれは自由なんですが、軽やかな 優しい感じ、ということで、私だったら🌸リキュールを合わせるかもしれません。他にも、クッキーサンドみたいにして、クリームの所に🌸味の物を入れるかもしれません。

黄色はゆず、薄い青はバタフライピー、ラベンダーは本当のラベンダーオイルでもいいかもしれません。食べられる🌸、エディブルフラワーを添えたり、砂糖漬けにしたり、ジャム等もいいでしょう。

クッキーは西洋の物だけれど、日本のタッチも 入れてみたい私でした。
今回はここまでです。

お読みくださった方、ありがとうございました。

写真はNoteのpurleymayさんの物をお借りました。この時期にぴったり。ありがとうございました。

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