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会社を立ち上げました!

社名は「通院サービス株式会社」です。

【謝罪】

まず最初に、前回の投稿内容に誤りがありましたので謝罪すると共に訂正させていただきます。前回の投稿で

「公的機関の支援対象はスモールビジネスであって、スタートアップではなかったのです。・・・」

と書きました。

実はその後も新発田市役所および支援機関(新発田商工会議所)に対して継続して助成金の申請・交渉をしており、最終的に承認していただきました。
窓口の反応が芳しくないというだけで支援してくれないと決め付けていた私の認識が間違っていました。関係の方々にお詫びすると共に前回の投稿内容を訂正させていただきます。

同時にこの程度のことで ”相手が悪い” と決めつけてしまう自身の了見の狭さを痛感しています。反省です。

社名に込めた思い

話を戻します。
社名「通院サービス株式会社」について命名の理由を説明します。高齢者が相手なので

 ①何をする会社かが分かる
 ②シンプルで覚えやすい

ことが必須条件です。
加えてもう一つ

 ③しないことを明確にしたい

という思いがありました(実はこれが一番大事)。
通院サービスを開始すると必ず買い物ニーズも出てくるはずです。買い物は通院に比べて高齢者の動きが読めません。待ち合わせ時間に遅れたり、迷子になるリスクも高いです。サービス開始直後の段階でこれらのトラブルが頻発すると、最も重要な基本プロセス固めができない可能性があります。

「買い物ニーズがあることは分かっていますが今は勘弁してください!」
という思いを密かに込めています。

”通院” に関する ”サービス” を提供する会社!
ベタな社名ですが、考えれば考えるほど今はこれしかない、と思っています。

(買い物についてはいずれ対応するつもりです。通院サービスの立ち上がり状況をみて、社名を変えた上で取り組む予定です。)

活動の状況

4月に入って活動を開始しました。チラシを作って戸別配布の段取りをして、さあこれからと思っていました。

ところが最近の新型コロナの感染再拡大により高齢者の警戒感が高まっていることを感じたため、一旦立ち止まることにしました。

活動再開時期は高齢者のワクチン接種が終わる頃(初夏)を想定しています。はやる気持ちを抑えながら、それまではエネルギーを蓄積してスタートダッシュに備えたいと思います。

活動停止にあたり感じたこと

今回、一旦活動停止の判断をしましたが、実は結構悩みました。

1月末でタクシー会社を辞め、会社の設立、助成金の手続き、会社管理の仕組み作り等を急ピッチで進めてきたのは、早期にこの活動を開始するためです。感染が再拡大しているとは言え、新潟県にまん延防止等重点措置は発令されていません。政府も自治体も経済は止めないスタンスなのだから、活動停止まではしなくてもよいのでは、と。

ところが最近母親が夕方の地方ニュースで地元の感染者情報を毎日チェックしていることに気づきました。高齢者は現在の感染状況をかなり警戒しているしているのです。今は「相乗りタクシーで通院しましょう」という時期ではないと感じて一旦活動停止を決断しました。

母親自身はまだ車の運転ができるので厳密には本サービスの想定顧客ではありません。しかし、日々付き合っている親戚、隣人には基礎疾患を抱えた人も多く、その方々のことを考えて警戒感が高まっているようです。そのような気持ちを察して判断することも「顧客視点」に繋がるのではないかとあらためて思いました。

今後、母親を観察する機会が増えそうです。

※通院サービスの立ち上げ活動は一旦停止しますが、それ以外にやれることはやります。それらの活動については適時投稿していきますので、引き続きフォローをお願いします。

#地方 , #社会課題 , #高齢者 , #移動弱者 , #高齢者の通院問題 , #相乗りタクシー , #通院サービス

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