ミツル

秘密基地よりお届けします。

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マガジン

  • Good Night to Abbey Road

    ビートルズ初期へのオマージュ曲集

  • ビートルズ研究所『Tokyo Secret Cafe』

    ビートルズへのオマージュ溢れるオリジナル楽曲を紹介します。

  • 東京秘密基地

    秘密基地的なコンテンツをアップしてゆきます。

  • ソロ•プロジェクト「vintage future」の楽曲

    爽やかギターポップの楽曲集

  • ユニット「sketch」の楽曲

    ボサノヴァ、70年代のニューソウルそして初期ビートルズの楽曲に影響された楽曲集です。

最近の記事

【オリジナル曲】夢のバレリーナ

夢のバレリーナ とある夜に夢を見てた 誰もいない街で踊り舞う 一人舞台に立つ 美しいバレリーナ はじめて訪れたはずの なぜか懐かしい大事な場所 記憶の奥底で ずっと眠っていた 誰にも縛られたくない 何にも囚われたくない 一人夢を見てる あの人同じように 気づけばいつもどうしてだろう 何処かであなたを探してる 素敵な物語を聴かせて

    • メインテーマ__デモ_

      楽曲のデモです

      • 【エッセイ】AIと作曲と私

        どんな趣味でも、初めて挑戦する時が一番大変で一番面白いと思います。 やり慣れてくると、どんどん上手になってきますが、面白さという点ではどうしても初挑戦の時には敵わない気がします。 もちろん、上達すると視点が変わって、同じことをしていても違う面白味を味わえるので、一概には断定は難しいです。 でも、ことさら趣味に限っていえば、どうやら面白さと大変さは正比例の関係にあるようです。 さて、最近色々な分野で本当に便利で安価なツールが増えました。 昔だったら経済的、物理的、技術的に諦め

        • 【オリジナル楽曲】エアポケット・カフェ

          【解説】 19701年代のニューソウルをイメージして作曲しました。 【歌詞】 エアポケット・カフェ ここはまるでエアポケット 君と僕のパラダイス 時はゆらり流れる 誰も場所を知らない それはまるでエアポケット 君と僕のファンタジー 心をさらり委ねる 誰も邪魔できない 絡んだ憂鬱を ほどきたいならば 君に教えよう 手を取りゆこう

        【オリジナル曲】夢のバレリーナ

        【オリジナル曲】夢のバレリーナ

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        • Good Night to Abbey Road
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          5本
        • 東京秘密基地
          5本
        • ソロ•プロジェクト「vintage future」の楽曲
          8本
        • ユニット「sketch」の楽曲
          5本
        • SELFIE! オリジナル楽曲の セルフカバー音源集
          8本

        記事

          【オリジナル楽曲】スペル

          【解説】 ハラスメントをモチーフに作曲しました。 【歌詞】 スペル 不意に訪れ 突き刺さる 鋭く冷たい 手触りで でもなぜかまた 待ち焦がれる キミもしかして 魔法をかけたでしょう? 身体の奥に 刻み込む 誰も知らない 気づかない 風が吹いたら 跡形もない キミは消え去る 魔法をかけたまま 踏み出し もう振り向かない サヨナラは 誰にも言わない 僕はいま自由だ 見上げれば 忘れてた 合言葉 不意に訪れ 突き刺さる 鋭く冷たい 手触りで でもなぜかまた 待ち焦がれる キミもしかして 魔法をかけたでしょう?

          【オリジナル楽曲】スペル

          【オリジナル楽曲】スペル

          【オリジナル曲】砂と空

          【解説】 シルクロードをイメージして作曲しました。 【歌詞】 砂と空 人の世は移りゆく 佇んだ果てしない砂と空 悲しみは染み渡る 虚げなかりそめのこの住処 遥か遠くへ 続く道は 朽ち果てた夢が埋もれる こだまする その歌に 耳をすませば 旅人は帰らない 束の間の語らいを後にして 約束は蓮の花 絡み合う思い出は過ぎ去った 砂の波間を 歩む道は 夢に見た異国に誘う 語り部の その声に 耳をすませば

          【オリジナル曲】砂と空

          【オリジナル曲】砂と空

          【オリジナル楽曲】熟れた果実

          【解説】 ドストエフスキー『白痴』に登場するナスターシャをイメージして作曲しました。 【歌詞】 熟れた果実 甘く誘う匂い 熟れた果実 滴るしずくに 群がるように 酸いも甘いも 老いも若きも ひざまずき平伏す 手招きしている 熟れた果実 迷い込むほどに 深く沈む 罪も欲も 愛も裁きも ひざまずいて祈る 君に触れた時 何もかもが消えた 近づく程に 見えなくなると 失うことで知った

          【オリジナル楽曲】熟れた果実

          【オリジナル楽曲】熟れた果実
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          オリジナル楽曲『海へ行く道』

          オリジナル楽曲のPVを制作しました 『海へ行く道』歌詞 もう一度海へ行こう 優しい風がなでる 口ずさむ メロディが 遠くまで届く気がする いつもは黙っている 友だちが微笑むように はにかんだ 思い出が 束の間によぎる ずっと 忘れない 僕は恋におちた 目の前に広がる 何処までも見渡せた 言葉もない眺め 君と なくさない いつも夢を見てた いつまでも変わらず 伝えたい事はいつも ひとつの繰り返し 近くにいすぎたから さよなら言いそびれた 振り向けば そこにいる そう信じていた 【作詞/作曲:ミツル 編曲:ミツル&osawagase 演奏:Tokyo Secret Cafe】

          オリジナル楽曲『海へ行く道』

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          フロル

          フロル 咲き誇るブーゲンビリア 灼熱の町にそよぐ 喜びと手を取って 踊ろう 愛し いつの日か去る 香り立つプルメリア 原色の空に滲む 悲しみと重ね合って 歌おう 今に 身を捧げよう 覚えてる 土のにおい ただひたすら 追いかけた 容赦なく奪い去り 惜しみなく降り注ぐ

          楽曲が語る豊かな物語

          ひとつの楽曲は、実に様々な物語を語っています。 それは起承転結のような物語構造がある歌詞、みたいな非常に解りやすい事ももちろん含まれますが、それだけではありません。 例えばポップスのAメロ、Bメロ、サビというスタンダードな楽曲構成。 これもひとつの物語構造といえます。 または、コード、メロディ、リズムなどの楽曲を構成している要素のアレンジも、楽曲のテーマやモチーフという物語構造を効果的に伝える為の文法である、といえるでしょう。 そして、その楽曲がどの様なジャンルに属し、ど

          楽曲が語る豊かな物語

          【エッセイ】『トミー・リピューマのバラード』を読んで

          本作は、音楽業界のメインストリームでジャズやブルースを多くのリスナーに届ける事に成功した伝説のプロデューサーの評伝です。 同じくミュージシャンであり、レーベルを主宰した経歴を持ち、何よりトミーと親しかった著者による音楽制作とトミーへの深い理解と愛に溢れた名バラードを聴いたような読後感を味わう事ができました。 僕は1960〜1970年代の欧米のロックやポップスが大好きですが、最近ジャズやジャズのエッセンスを感じる音楽に心惹かれたどり着いた一冊でした。 好奇心というのはあまり知り

          【エッセイ】『トミー・リピューマのバラード』を読んで

          【エッセイ】僕の大好きなアルバム⑥ The Jimi Hendrix Experience『Axis:Bold As Love』

          ジミ・ヘンドリクスは生前に3枚のスタジオアルバムを発表しています。 本作は衝撃のファーストアルバムと、最高傑作の呼び声高いサードアルバムに挟まれた作品ですが、最も歌心を感じる作品だと思います。 彼はギターサウンドの革新者であると共に作曲編曲家としても、また、歌手としても自分の語るべき物語と、優れた語り手の声を持った稀有なアーティストだと思います。 特にこのアルバムの楽曲は閃きに満ちたギターフレーズの数々、色彩感覚に溢れたサウンドメイキング、ソウルフルなヴォーカル、抒情的な歌

          【エッセイ】僕の大好きなアルバム⑥ The Jimi Hendrix Experience『Axis:Bold As Love』

          【エッセイ】「知りたい!」と「作りたい!」

          僕の好きなビートルズを評して、それまで専門家の領域だった作曲を、専門性に縛られる事なく自由な感性で取り組んだことが偉大な成果に繋がった、という旨の文章をよく目にします。 彼らは知らなかったから革新できたのだ、という訳です。 また、もの凄い天才アーティストがある一時期に信じられないクオリティの作品を量産したにも関わらず、ある時点からそれ程印象的な作品を作らなくなってしまうように見える事もあります。 音楽に対する知識や経験が、新鮮な作品を作る妨げになるのだろうか? 知り過ぎるこ

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          【オリジナル曲】Tokyo Secret Cafe『ほとり』

          「ほとり」解説 新しい生活への不安と期待を歌った曲です。 どんな夜にも朝がきて、新しい1日がはじまります。 そんな夜明け前の揺らいだ気持ちを、少しためらいながらも訥々と語るような音楽に仕上がりました。 PVはこの曲のダイヤモンドの結晶の様な美しいピアノの響きを連想させる、イマジネーション溢れた作品になっています。 『Tokyo Secret Cafe』というバンドで制作しました

          【オリジナル曲】Tokyo Secret Cafe『ほとり』

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          【エッセイ】僕の大好きなアルバム⑤The Beach Boys『Pet Sounds』

          『ペット・サウンズ』との出会いは色々な意味で印象的でした。 最初はたしか大好きなポール・マッカートニーが激賞してたので手に取りました。 でも正直あんまりピンときませんでした。 ポールみたいな一聴して人の心を鷲掴みにしてしまうメロディメイカーが褒めまくっているからには、さぞかしカラフルで煌びやかなアルバムなんだろう、と勝手に想像していました。 実際にはその真逆で、どちらかというと暗くて得体の知れない響きをした異物に聴こえました。何重にも重なったコーラスや、テルミンなんかも飛び

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          【エッセイ】僕の大好きなソングライター④ アントニオ・カルロス・ジョビン

          ある有名なシナリオ講師によると、優れたストーリーテラーは読者に疑問を投げかけ、意図的に空白を作る事で好奇心に働きかけるそうです。 僕がアントニオ・カルロス・ジョビンの音楽に感じるのはこの優れたストーリーテリングの特徴に近いです。 音楽を起承転結の構成を持った物語と捉えると、彼の音楽には好奇心を掻き立てる空白があり、その余韻が醸し出す独特な読後感があります。 数多の素晴らしいメロディメーカーの中でも、ことば少ななのに饒舌な語り部として唯一無二の存在感を放っています。 彼がも

          【エッセイ】僕の大好きなソングライター④ アントニオ・カルロス・ジョビン