2018年読んだ本まとめ



こんばんは。年末ですね。ばみです。


年末なので、2018年読んだ本の中から良かったやつをまとめておこうと思います。常に週一冊くらいは読んでいて(読み返している本も含む)、下半期にペア読書を覚えてからはペース上がって週3冊くらい読んでるので、わりと読んでいるほうなんじゃないかという自負があります。何買ったらいいかわかんないときの参考にしてください。

本好きばみちゃんとして、読んでる人と読まない人、どんなジャンルを読んでいるかで生まれる違いについても書きました。読書って人格形成にものすごく影響するよな。普段本読みたいけど読めない人は、最後の 読めない人へ から読むと読書欲高まるかも。


・読んでよかった本まとめ〈小説編〉 
・読んでよかった本まとめ〈自己啓発/新書編〉
・やってよかったペア読書
・読めない人へ


▶︎読んでよかった本まとめ〈小説編〉

(※多少のネタバレはゆるしてね)

・平成くん、さようなら  古市 憲寿 著

大宮ー横浜間の往復で読み切ったので、2時間あれば読み切れます。古市憲寿ファンの私ですが、読み切ってより信仰心を深めてしまった…本閉じて、うわ〜って声出るくらいさみしくなって、正しいこともわからなくなって、自分が決めたことを大切にしてもいいよな、って確認できた本です。シチュエーションが今の時代にフィットしてるので、読むなら平成のうちに。


▶︎よるのふくらみ  窪 美澄 著

女ってほんとうに、こうなんですよ。生々しいもの抱えて、普通の顔して生活できちゃう。登場人物みんなくるしんでて、本当を隠して誰かに慰めてもらったりして、ものすごく人間で、うつくしい。この本はちょっとの間仲良くしていた彼に借りたんですけど、私も同じように慰めてもらっていたなあ、すこしは彼のことを慰めてあげられていたのかなあ、とか思い出している


▶︎白いしるし  西 加奈子 著

西加奈子さんの本読むと、汚い部分も愛されてる感じがして自己肯定感が高まるので好き。主人公の夏目にモロ自分を投影して読んでいたので、夏目(ほぼ私)がどうなっちゃうのかこわい気持ちと、どうなっても夏目がこの先も自力で生きていける、この恋でもっとたくましくなれる、って確信みたいな気持ちがあって、勢いよく一気に読みました。元気になれるから、疲れてるときでも読めるよ


▶︎しろいろの街の、その骨の体温の  村田 沙耶香 著

黒歴史全部引きずり出されて晒されるような、読んでてずっと心許ない気持ちなので元気のあるときに読むのがおすすめです。思春期、恋、カースト、集団心理、学生の頃気づいてたけど見て見ぬふりしてた感情が描かれていて、25歳で出会ってよかった本。学生の頃の私じゃ読めない。


▶︎読んでよかった本まとめ〈自己啓発/新書編〉


▶︎友だち幻想  草野 仁 著

「嫌いをつくるのって簡単だけど、ちがうだけって思えたら良いんじゃ?」とか「個性を活かそうとか言うくせにみんな一緒にしようとするのなんなの」って思っていたことを解決してくれた。自分以外の人は全て他者って気が緩むと忘れて、なんでわかってくれないの…ってくるしむので、石にでも刻みたい。


▶︎嫌われる勇気  岸見一郎 古賀史健 著

めちゃくちゃ有名なので学びは割愛しますけれども、思ってたことを言語化してくれている…!と、その考え方なかった…というかんじ。自己啓発本読んだことない人はとりあえずこれから読んどけば、心理学についてもふわっと触れられるし、アドラーはわりとどの本にも登場するので今後の読書ライフにも役立つと思います。


▶︎コンプレックス  河合 隼雄 著

コンプレックスを克服するためのコツみたいなことが書いてあるわけではなく、コンプレックスとは、自我とは、夢とコンプレックスの関係は、という感じで進んでいくし、文章も現代っぽくない(約50年前に第一刷がでている)ので意気込んで読もう。コンプレックスが全てなくなることはないし、私は自我がコンプレックスと同一化してしまうとしんどくなるのでそうなる前に気づこう、という学び。


▶︎私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない  小倉 朋子 著

ひとつ前の夢の話で書いた、食生活アドバイザーの資格取ろっかなのきっかけになった本。心と体は繋がっているから、体がよろこぶと心も満たされる。この本読んだあとから食事のゴールが満腹ではなく心と体のコンディションを測る、整えるになった。あと、最初にある編集者さんの文がめちゃいい。あんな文書きたい。


▶︎やってよかったペア読書

11月に初ペア読書をして、そこから計3回やっているのだけど、めちゃくちゃイイんですよ。

ペア読書とは▽

マジ天才。3回しかやってないけど、

・一冊を日をまたいで読もうとすると翌日には内容忘れてる

・内容アウトプットするだけで定着力全然ちがう

・日常で自分の意見言うハードル下がる

・ペア読書した相手と距離縮まるうれしさ

・読む速度上がる

・私の集中力は30分が限界値

ざっと思いつくだけでこの学びの量。

ペア読書、読書のあとのディスカッションにハードル感じてる人多い印象で、もっと勉強したらお願いしますとか、その分野興味あるけど知らないからな…って言われたりするんだけど、勉強して知るための読書じゃね…?って毎回思ってます。知らないことを恥ずかしがってしまう人だとディスカッションのとき盛り上がらないだろうなと推測できるからいいんだけど。

まだペア読書がイベント感あるので、来年はもっとデイリーにやっていく所存。


▶︎読まない人へ


読書を日常的にしている人と読んでもスマホで漫画くらいの人の差は、やはり語彙力と想像力に出ると思います。漫画は想像力は使うけど、絵で読ませるものなので語彙力は上がっていかない。ビジネス書は想像力を使う場面は少ないけど、専門用語がでてきたりひとつの事柄を説明するのにいくつも比喩が使われていたりするので語彙力が上がる。小説は描写を想像するので想像力が上がるし、描写を読んでいろんな表現に触れれば語彙力が上がる。

語彙力と想像力が上がると、自分でことばを選べるようになる、と思っています。そのときに適切なことばを選んで相手に伝えられるようになるってこと。

私も、この感情はなんて名前なんだ…って困ったり、大好き愛してる以上の表現はどこ…って途方に暮れたりするけれど、語彙力も想像力もある人と話すのめちゃくちゃたのしいもん。やばいかわいいウケるつらい、だけのコミュニケーションはさみしいよ。

私調べでは、読書したいけどしてない人ほど一冊を大切にじっくり読もうとして次の休日まで待ったり、伏線を全部回収しようとして冒頭から丁寧に読んでたりするんだけど、結局休日は遊びに行くし、話が複雑になってきたら伏線管理しきれなくなって「難しい本だった」とか言うじゃないですか。難しくしてるの自分なんですよ。

もっと読書に対して雑でよくて、電車の中でスマホKindleで買ってすぐ読む(一部の読まない人はここで、紙派なんだよねとか言い出すのでそういう人はもう知らん)。その日のうちに読み切る。最初から技術書とか長編小説とか買わない。読み切って、このページ数ならこれくらいの時間で読めるなってわかるころには読書できるようになってると思います。

特に20代前半で自分の言葉で話している人はお!となるので、勉強したいけど何からやればいいのかわかんなくて行動できてない人は読書しましょう。

気づいたと思いますが2018年読んでよかった本全てリンク貼ってあるのでAmazonで即買えます。平成くん、さようなら は読まない人でも読みやすいと思います。

2018年もたくさん読んだ。来年はもっとたくさん読みます。またおすすめあったら書こうと思うので、需要あったらいいね押してください。本の話たのしい。誰かの読むきっかけになったらいいなあ。

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