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靖国へ

(990字)
春と秋には靖国にお参りする。
天気のいい今朝、靖国通りを地下鉄2駅分歩いて、ちょっときつい九段坂を登ると、聖なる鳥居が見えてくる。
昭和20年に鹿屋航空隊(海軍基地)から出撃し、テニアン島沖海戦で戦死した海軍9期の父の兄が眠る靖国へ世界の安寧を願いに出かけた。

自分が小学生の頃、毎年お盆には「一式陸攻」のプラモデルを作り、お供えをして、目の碧い祖母に喜ばれていたことが懐かしい。
今頃、天上界からみんなで見下ろしていて、この世界を嘆いているだろう。

中東紛争に対しては、日本の果たすべき役割が大きいが、靖国参拝もできない政治家が首相になっても、仕方ないと高天原天上界は諦めてるだろうと、この秋晴れの空とイチョウの紅葉(黄葉)を眺め、大村益次郎の勇ましい姿に敬意を表しつつ、本殿へと歩みを進めた。

菊の御紋は世界にも通用する

本殿の右柱には、明治天皇御製の歌が掲げられている
「ちはやふる 神のまもりに梓弓 八洲の外も波しづかなり」

八洲の外では波が大荒れしている世界、日本がしっかりと、古来の日本が持つ価値観を世界に広めないと、もう収拾がつかないくらいに地球が荒れてきている。

日本とも縁の深い、蔡英文総統の後継者の頼氏の1月選挙当選、プーチン大統領の3月再選、11月はトランプ大統領の再選(今も正当なアメリカ大統領はトランプ氏しかいない)がある。来年は地球の運命を賭けた年となるだろう。

日本は、左顧右眄(右顧左眄:語順を気にする人がいるかも?)して、外国にお金を出して解決する首相がいることで、外からの災難を避けることもできるだろうから、まぁ、今後も誰でも良い。来年はこの海外の3人の元首に地球の大掃除を期待するしかないだろう。

日本の灯を消さないように守る靖国
明治憲法原本(その1)
明治憲法原本(その2)

火の国、熊本藩の井上毅(こわし)が起草した明治憲法の第一条原案は、古事記より引用した格調高い始まりで、「第一条 大日本帝国は、万世一系の天皇の治(しら)すところなり」だったが、伊藤博文が、国民が分からないだろうと思って、こんな形にしてしまったらしい。今はもっと悲惨な日本国憲法とは呼べない“米国製日本国憲法“になっている。

靖国の御霊を代弁すると、つまり、現国家元首の天皇陛下に、今の国会議員を全員馘にして、総入れ替えをして欲しいのが喫緊の願いだ。しかし、今の世に代わりの武士がいればの話しだが。(了)

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