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(最新2024年)中国にトランジットVISAで入国する方へ

最新2024年中国に入国する方法まとめ


中国に旅行で行きたい、友達に会いたい、、、、
おいしい本場の麻婆豆腐が食べたい!(←これは私の理由です)
現状(2024年3月日時点では、観光ビザでは入国することができません。
2020年より日本人に対して、観光ビザの解禁はされていません。
その期間、、、約4年。



私は、2023年の12月に成都に6日間滞在しました。
その時に利用したのが、「トランジットVISA」と呼ばれるものです。
このトランジットVISAは、日本を出る前に事前に申告する必要もなく、現地の空港で申請すれば良いものです。
私は、このトランジットVISAを2度現地で申請し2回とも入国に成功しております。


実際のトランジットVISA


このVISAの使い方は、とても簡単!
例えば、
日本ー中国ータイ
韓国ー中国ー日本
イギリスー中国ーアメリカ
韓国ー中国ーインドネシア

なんとなくわかりますか?
そうです!
中国を間に挟んでいるという点です。
かつ、重要なのが元の国に戻らず「第三国」に出国しているということです。


出発国に戻らないということが重要です!
※日本国籍を所持の方のお話です。

例えば、日本ー中国ー日本
この場合だとただの往復になるためにこのVISAは使えません。


大事なことなので「もう一度言います。」
ある地点→中国→第三国
これに限ります。

日本→上海→北京→韓国→日本
この方法は試していないのでわかりません。



現在、この「トランジットVISA」は、ノービザで中国に入る唯一の方法となります。
上記内容だけ守れば、基本的には入国できるはずです。
※必ず入国できるとは言い切れません。入国管理官の判断もあると思います。
実際私がこのVISAを空港で申請する際に、かなり苦労しました。


必要な2枚の紙


24時間以内のトランジットであれば、上記の必要な用紙2枚記入するのみです。
(紙に2枚記入してイミグレーションでみせるだけなのですが、入国に2時間かかりました。これは別の記事に書きます。)

今回は特に大変で面倒だった24時間以上滞在する場合のケースを実際のやりとりとともにご紹介しておきます。



私の場合、宿泊するホテルごとに予約があるか確認されました。
VISA申請カウンターにて、予約が確認できるものを見せて、そこのホテルに担当の人が1件1件確認していました。
私が宿泊予約をとっていた場所は、1箇所だけでなく4箇所ホテルを変えていたのでそこに全て私名義で予約がされているかの確認を電話にてしていました。
宿泊先が未定の場合は、入国できないと思います。


成都の空港内

【だんだん面白くなってくるホテルの確認のやりとり】

空港職員→ホテルへの電話
ホテル側:どこの誰かわからない人に宿泊者の情報は公開できないと言われている。
(ホテル側からすれば、宿泊客の個人情報を保護するのは当然のことであろう。)
空港職員:宿泊の確認が取れないと私は入国ができないルールになっていると説明
ホテル側:個人情報を取得使用としている詐欺かもしれないので、答えられない。
空港職員:〇〇空港〇〇担当〇〇 番号〇〇、、、などと身分証に書かれている情報を伝える
ホテル側:その番号や名前が信じられない、、、
(私は確かにこの情報だけで教えるとファンが芸能人の宿泊先を探すのにも使えてしまう、その他詐欺にも、、、なんなら私がその空港職員の言っている内容を覚えてしまえば、ホテルに電話して聴き放題になってしまうわけです。空港職員もセキュリティー管理が甘い。)
空港職員:どうしろというのだ!少し怒り気味
ホテル側:〇〇入国管理局にその人物が実在するか確認をとります。
空港職員:わかりました。(イライラしている)


えぇ。
このやりとりを3箇所のホテルとやっていました。。。笑
中には、すぐ教えているところも1件ありました。(1泊の値段が5000円ほどの安いホテルです)
しっかりやりとりするところは、世界的にも有名なホテルです。


全ての確認が終わるまでに、30-40分はかかりました。
成都の空港職員は英語が一切通じないので、中国を話せない人はもっと大変なはずです。

上海や北京などは英語で完結するかもしれません。
(機会があれば試してみようと思います)



この方法を楽にする方法は、ホテルを1箇所だけにしておくことぐらいです。
あとは、この24時間を超えるもので滞在す方は144時間以内と予め定められたエリアしか行動できないのでお気をつけください。
(成都の場合は重慶などのエリアには行けないです。
その周辺エリアのみと定められています。
それ以外の地域に出る場合は、車だと足がつかないですが、外国人が宿泊するホテルは宿泊情報を提供しているので、そこでバレます。
日帰りの新幹線や電車の場合は、購入時にパスポートの提示がありエリア外に出たと把握はできると思われます。
観光VISAが再開されるまでは、指定されたエリアから出ない方が無難だと思われます。)


四川麻婆豆腐のお店

今の時期にどうしても行きたいという人は、「トランジットVISA」を使って入国してみてください。
私は、絶品な四川麻婆豆腐をいただきました。
↓↓

四川麻婆豆腐

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