皆でやるモノづくりの楽しさ
あんたは、誰かとものを一緒に作って遊んだ経験って覚えているかい?
子供の頃は、ブロック遊びや粘土遊び。いろんなものを作って遊んだもんだよな。
今日は大人でもみんなでモノづくりするってのはオモロイって話だ。
俺が記憶しているみんなでモノづくりした思い出ってやつは、意外にも社会人になった後の話だ。
機動戦士ガンダムSEEDって覚えているかい?
これだな。
まあ、当時このアニメにハマって、めちゃめちゃ深読みしながら見ていた気がする。
で続編の機動戦士ガンダムSEED Destinyが始まって、そこでもハマりながら見まくっていた。
だがしかし、話が進むに連れ、どうやら話がおかしい方向に進み始める。主人公がものすごく脇に追いやられて、監督のお気に入りが全面に出てくるような同人誌のようなのりになってきてしまったんだな。
で、案の定、Destinyのラストはなんじゃこりゃ?って感じに仕上がってしまった。
もぉ、そうなると俺たちオタクは黙っていられない。こんなの俺たちが望んだガンダムじゃないってわけだ。
そこから、「こんな納得行かないラストを書き換えてやろうぜ!」って話になり、最終話を書き換えたプロットをネットの掲示板に出す奴らが出てきた。
そこから俺たちの遊びは始まった。
その話を元に、「続編」の物語を皆で寄ってたかって紡ぎ始めたんだ。
結果はこんなサイトになった。
なんつ~か、もう、俺たちの納得行く物語はこれだ!ってなもんで、断片的な物語をつなぎ合わせ構成し直し、キャラクターの掘り下げを徹底してやった。
キャラクターの掘り下げでは、主人公が文学少女だという設定が出てくると、一体何の本を読んでいるんだ?って話になる。
俺たちが描く人間は井伏鱒二を読んでいるのか?小林多喜二か?話はそっからだ!
みたいな議論が同時多発的に起きる。
同時に、なぜラクス・クラインは俺たちに受け入れられないのか?といった作品そのものに対する自分たちの感覚の分析にも至った。
メカのデザインでは、ものすごい才能を発揮してモビルスーツのデザインをしてくれるやつもいて、そのデザインができるたびに「このモビルスーツを活躍する話を作るぞ!」と息巻いたもんだった。
まあ、最期は空中分解で終わっちまったけれどな。
でも、その時のワクワク感ってのは、何者にも代えがたいような素晴らしさがあったのは事実だ。
まあ、気になったら上のサイト読んでみてくれよな。
あんたは誰かとモノづくりしてみているかい?
意外と、仲間はすぐ近くにいるかもしれないぜ?
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