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後悔しない人生

あんたも命について考えることってあるかい?

オッサンともなると、日常的に体調不良が続くもんだから「ああ、俺そのうち死ぬんだよな」ってのがベースの感覚としてあるんだよね。

で、その前提で「俺って今までなんか世の中に残してきたんだっけ?」とか考え始めちまうと、とたんに自己肯定感がメッチャ下がるってパターンだ。

でもそんな自己否定を始めちまっても誰も幸せにならないこともオッサンはわかっているので、無理矢理にでも幸せってやつに向かって爆進する方法を模索するわけだ。

今回はそんな幸せに向かうための一歩を踏み出させてくれる様に思わせてくれたnoteを紹介してみようって回だ。

ちっと前向きになってみようぜ。マジで。

今この瞬間がやり直すタイミング

今回このnoteを書くきっかけをくれたのがちょいちょいやり取りさせてもらっている真木さんのこのnoteだ。

真木さんはホスピタルアートという病院に写真を飾る活動をなさっている御仁で、その写真を眺めさせてもらうと確かに癒やしってのがあると感じるものなんだよね。

まあ、いいから見てみろって。
間違いなく「ほわわわん」ってなるから。

でだよ。

その真木さんがこんなことを書いてくれている。

「死ぬ間際になって過去の自分に一日だけ戻れた日が今日だったら、何をするか?」
出典:真木さんのnote

いや、めっちゃエモいんだが。

これから先、何年生きられるかわからんけれども、それでもきっと俺にも未来ってやつはあると思う。

その未来の俺が「今日の俺」に戻れるとして何を考えるか考えてみようぜって話だ。

あと10年生きたとして10年後の死ぬ間際の俺は今日の俺に何を求めるのか?

子どもに優しくしとけ?
妻に愛の言葉を投げかける頻度を上げろ?
若者にもっと伝えられることがある?
先輩方に感謝の念をきっちり表現しろ?
親にもっと孫を見せとけ?

なあ、想像してみろよ。

俺たちの人生って今この瞬間に後悔を作り続けている気がしないか?

後悔しない人生

で、仮に想像して見るわけよ。

とある瞬間に人生を戻せる魔法があったとしたら、俺は人生をきっちり終える事ができるんだろうか?ってさ。

人生にセーブポイントを用意できたなら、俺たちは絶対に死ぬ間際にそのセーブポイントに戻ると思う。
そして、そのセーブポイントでの記憶状態になるから、ほぼ絶対に同じ人生を歩むことになるんだと思う。

その結果として俺たちは無限に同じ経験をし続けるって状態になる。

その状態ってなんだ?
きっと地獄ってやつじゃないか?

そう思って振り返ってみる。
あのときもうちっとカッコつけていればあの子と恋人になれたんじゃないか?
あのときもうちっと頑張っていればもうちっといい生活が出来ていたんじゃないか?
あのときもうちっとうまく説明していれば仕事を取れたんじゃないか?

どの「もうちっと」もメチャクチャ思いつくわけだ。
でだよ。

その「もうちっと」を俺たちは今この瞬間に選び取れるってこと。

そのことを真木さんのnoteは思い起こさせてくれるわけだ。

おっかなくね?
今、俺たちはこれからの人生の岐路に立ってるってこったぞ。

 「人生は絶え間なく続く問題集のようなものだ。
  そろって複雑。
  選択肢は極薄。
  加えて時間制限まである。
  一番最低なのは夢見たいな解決方法を待って何もしないことだ」
出典:トライガン

今。ここ。
この瞬間に俺たちはその問題集に取り組んでいる。

家族にかける言葉一つ。
仲間にかける言葉一つ。
俺たち自身に感じたことを表現する言葉。

そのいずれもが問題集に対する俺たちの答えそのものだ。

そして多分間違いなく言える。
今のこの瞬間の選択について「正解」と言い切ることを死ぬ間際の俺には出来ない。

なら、今この瞬間の俺たちの選択には何が必要なんだ?

きっとさ。
納得なんだろうな。

今の俺たちが納得できる選択。
その納得に必要な俺たちの選択に対する考察。
それが必要なんじゃないかな。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちは納得をするだけの思いを「今」に込め続けることが出来るんだろうか?

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