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未来を紡ぎたいというエゴ

あんたにも男の嫉妬ってやつがあるって感覚があるかい?

ぶっちゃけ、俺の感覚だとだけれど、男には嫉妬ってのよか「許せない」って感覚の方が強いってのがある。

ただ、俺の経験で行けば「あいつよりも俺の方が優れているのに、あいつだけ評価されてるのは許せない」って思った経験はあんましない。

まあ、ゼロじゃないんだろうとは思うけれどね。

どっちかって言うと、俺がなんもしないのに、勝手にすごいやついなってくれているってのに感謝する感じだ。

今回は嫉妬について考えてみる回だ。

ちっと誰かを嫉妬するってことを考えてみようぜ。

男の嫉妬って話

今回はみんな大好きなももまろさんの記事から刺激をもらったんだ。

いわゆる「男の嫉妬」ってやつについて触れてくれている記事なんだよね。

改めて、自分は誰かに嫉妬しているってことがあるのかって考えてみたわけよ。
……思いつかん。

そもそも男女ってことで考えても、俺がスキになった女性が俺の友人と結婚するってなったときにも、完璧に二人の幸せを願ってやまなかった。
ホントに微塵も嫉妬って感覚が生まれなかったことを覚えている。

で、仕事でも俺の能力を超えているヒトがめちゃくちゃ出世していたりする。
どシンプルに俺が能力を認めているヒトが出世するのは嬉しい。
俺の持論は有能なやつは出世するのが義務だってのがあるからね。

じゃあ、俺が能力を認めていなかったヒトが出世するのはどうだ?

それもめちゃくちゃ嬉しい。

だって俺が知らんかった能力が誰かに認められたってことだろ?

有能なやつが出世するってこと

じゃあ、俺が出世していないのはどうなんだ?
多分だけれど、俺は出世しても多くのヒトを幸せにできないやつだと思うんだよ。

もちろん、俺自身の能力ってのがそんなに組織の中で意味を持たせられることはないって事実もある。
そのことを脇においてでも、俺よりも偉くなるべきやつってのがいるってのが俺の感覚なんだよね。

俺の持っていない発想。
俺の持っていない知識。
俺の持っていない柔軟性。

それらを持っているヤツが俺の上に立って多くのヒトを導いていくってこと。

これさ。
めちゃくちゃ、未来の光を導き出すことだと思わね?

下から支える喜び

そんな事書いてみてだよ。

ももまろさんの言う「カッコつけているやつ」になるんだろうか。

……なるんだろうな。

ポイントはなんで俺はカッコつけたいって思っているのかって話だよな。

ぶっちゃけ、俺のカッコつけは誰にも認識すらされていないと思う。
つまりは俺のカッコつけは誰かに認められるための行動にはなっていないってことだ。

じゃあ、なんで俺はカッコつけてんだ?

いや、ワリカシ本音でね。
眼の前で誰かが育っていく姿を見るのって、めちゃくちゃスキなんだよ。

だってよ。
アイツラが、俺がいなくなった世の中を支えてくれるって思ったら、それだけで思うじゃんか。
頼む。
これからの世界を。
ってさ。

でさ。
アイツラが昇っていくためにはその目標ってのが必要なはずじゃんか。

よく言う「背中」ってやつだ。

俺たちオッサンは立場の上下ってのに関わらず、背中ってのを見せる義務があるってことだと思うんだよ。

何を感じ、何を考え、どんな対策を計画するのか。

その姿を見せることが俺の喜びなんだと思うんだよ。

その姿を見て若者たちが未来を考えて、行動して、結果を残す。

こんなにオモロイ事あるか?

想像してみろよ。
俺たちがしてきた行動を見ながら俺たちの想像を超えていく若者が次の若者に「背中」を見せ続ける世界ってやつをさ。

もうさ。
そんな世界のつながりのためだったら、俺の命なんでいくらでも使えって思っちまうんだよ。

うん。ダメだ。
今の俺から「男の嫉妬」ってキーワードを絞り出すのは出来ないっぽい。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちはどうやって次の世界を紡ぎ出すヒトを作り出すことが出来るんだ?

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