ヒトとの垣根を超えていけ!

通訳案内士って仕事、あんたは知っているかい?

俺も全く知らなかったんだが、外国の方に通訳しながら日本を案内するって仕事だ。

なんだ?要するに外国人に付きそうガイドさんか?

それってよくある仕事だと思うよな。
ところが、この通訳案内士ってのはものすごい国家資格だって言うんだよ。

どのくらいものすごいかって?

そうだなぁ。その資格のとり方の難しさで言ったら、キリマンジャロを踏破するくらいか?(テキトー)

今回はその通訳案内士を目指しているミミさんに聞いた話を俺なりに解釈してみようって回だ。

まずは、ミミさんの挑戦に思いを馳せてみようぜ。

通訳案内士の資格

通訳案内士って言葉を俺も初めて聞いたわけだけれど、時は現代。言葉を調べるくらいはインターネットでチョチョイのちょいなわけだ。

早速Google先生に聞いてみた。

全国通訳案内士は、通訳案内士法において「報酬を得て、通訳案内(外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内をすることをいう。)を業とする。」とされています。全国通訳案内士は国家試験に合格した方であって、高度な外国語能力や日本全国の歴史・地理・文化等の観光に関する質の高い知識を有する者であり、「全国通訳案内士」として都道府県の登録を受けた方々になります。
出典:観光庁

ふむ、質の高い知識ときたな。

どうやら試験内容としては、外国語の中から一つチョイスして、その他は日本史、日本地理、一般常識ってことらしい。

外国語はマークシートと記述式、その他はマークシートによる採点ってことなんだと。

それだけ聞くと、ほほう、そんなもんかってあんたは思うかもしれないな。

ところがだよ。この外国語の試験を免除してもらえる資格ってのがある。
英語の場合ならTOEICのListening & Readingで900点以上。もしくはSpeaking Testで160点以上。もしくはWriting Testで170点以上。
……なんだそのレベル。

なんつーか連邦のモビルスーツは化け物かってくらいのレベルの高さだ。

そのレベルの高さから、通訳案内士の試験合格率ってのは毎年15%程度だってことだ。
おいおい、すげぇなこれ。

通訳案内士に挑戦しようとしているミミさん

この化け物試験に臨もうとしている御仁がいる。

https://www.facebook.com/mizue.noda.5

Mizue Saegusaさんことミミさんだ。

ミミさんは実に多くのチャレンジをしている。通訳案内士もそうだし、予備自衛官なんてのもやろうとしている。
着付けの資格も取ろうとしているらしい。なんだそのノージャンルな感じ。
サイコーか。

非常に多才な感じだが、会って話を伺うと、非常に気さくな感じで話してもらえた。

なるほど、通訳案内士として、外国の方と接してもらうには、こう言う垣根を飛び越えてくるような感じってのが必要なのかもしれないな。
俺たちオッサンも見習いたいところだ。

改めてミミさんの活動ってやつを見てみると、そのヒトとの垣根を超えるための活動ってやつが目につく。
西野亮廣エンタメ研究所の関連の人々との交流もさることながら、アニメーションというキーワードでヒトを集めてみたり、お誕生日会のようなローカルなイベントもオープンにして、多くのヒトと交流を図ろうとしている。

この間、参加させてもらったアニカラの集いについては、ご本人も振り返っている。

そこには単純にヒトと会うことが好きっていう感情というよりは、ある種の意思が感じられる。

ヒトとの交流によって「生きている」って実感を得るって意思が。

こいつは実のところ俺たちのような組織の中で生きてきたオッサンにとっては眩しすぎるくらい素敵なことだ。

組織人としては、その組織の中でどうやって自分の位置を確保するのかってことに躍起になる。
組織の中で生きていくってことは多くの妥協と多くの工夫が必要になる。
今までの世の中ではその妥協と工夫は生き残るための戦略だったと言っていい。

ところが、終身雇用なんてものが夢幻になっている現在では、この組織の中での生き方ってのが、戦略として陳腐化してきている。
組織の中で生き残るってことは、言い換えれば組織の中でしか生き残れないってことだからな。

ネットが生活に浸透して20年もの月日が経とうとしている。
その中で、意味が大きくなっていること。
それが個人と個人のつながりってやつだ。

個人とのつながりによって、様々なチャンスが生まれて、今の激動の世の中を生き残っていく事ができる。

ミミさんはそのあたりを確信しているんだと思う。

俺たちが生き残っていくためには、ありとあらゆるつながりを高めていく必要があるってことを。

そのためには通訳案内士って仕事はうってつけなのかもしれない。
なにしろ国の垣根をすら超えていく仕事だからな。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちは、俺たちの周りにある垣根をどうやって超えていこうか?

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