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「生きてんのか?」

あんたも仕事に対してモチベーションを維持しながら過ごしているかい?

仕事に対するモチベーションってのはヒトによって微妙に違うもんだと思うんだ。
それこそ出世して、誰それを見返してやりたい!って思うこともあれば、日々を暮らす給料だけ手に出来ていればそれ以上は求めないって思うヒトも居ると思う。

ただ、もしかしたら違うのかって思わせてくれる音声配信を聞いたんだよ。

毎度お世話になっとります。YURIさんの音声配信だ。

今回は、YURIさんの仕事に対する態度についての感想についてあーだこーだと考えてみる回だ。

まあ、まずは上の再生ボタンをピッて押して聞いた上で、付き合ってくれよな。

仕事へのモチベーションがどこから生まれるのか

そもそも論だけれども、あんたは仕事を何のためにやってるんだっけか?

何?仕事をしなきゃ生きていくことができないんだからしゃあないだろって?

じゃあ、質問を変えよう。
あんたの手元に10億円あったとする。
10億円って言えば、100年間毎年1000万もらうのと同じ意味だ。

そしたらあんたは仕事をするかい?

しないよ!ってあんたはモチベーションを見失っているってことなのかもしれないな。

リアルに想像してみ?
全く食べるには困らないお金が手元にあって、そしたらあんたは本当に活動をやめてしまうんだろうか?

毎日ゲームをやるだけ。
毎日食事をするだけ。
毎日友人と飲み歩く。

な?なんか飽きちゃう気がしてこないか?

俺が思うに、ヒトの人生ってのはただ生きるだけには長すぎるんだよ。

趣味に没頭するってのはあると思う。
でも、趣味ってのは誰かと共有して成立するところってないか?

プラモ作っちゃ~誰かに見せたり、動画公開したりする。
ゲームやっちゃ~誰かに見せたり、動画公開したりする。
料理を作っちゃ~誰かに見せたり、動画公開したりする。

多分、俺たちは何らかの活動を誰かしらと共有していないと生きていけないんだと思うんだ。

その上で、仕事ってのはうってつけの共有手段だ。
なんつっても仕事の成果ってのはわかりやすく共有されるもんだし、その成果を自慢できたりするかもしれない。

もちろん仕事がうまく行かなくて、どやされることもあると思う。
でもそれすらも、人生にとっての大事なスパイスだと思うんだよね。

で、YURIさんはその大事な仕事ってやつをないがしろにしているやつを見るにつけ思うんだそうだ「生きてんのか?」ってさ。

思い出した古いマンガのセリフ

この「生きてんのか?」はすごい共感したんだよね。
その上で、ふと思い出したマンガのセリフがあったんだ。

やります、やれます、やってみせます
出典:クニミツの政

クニミツの政ってのは少年マガジンで連載していた政治マンガだ。

この手のジャンルを少年誌でやるってのは珍しかったと思う。
今もあんまないよな。

で、このセリフ。
直前にこんなやり取りが挟まっている。

「なんですか?なんでも言ってくだせぇ!
 オレッチにできることならなんでも……」
「できることならなんでも?
 ……できることをするのは当たり前じゃろう
 できそうもないことでも『やります、やれます、やってみせます』が
 言えねぇようじゃ政治家んなってもたいした仕事はできない。
 違うか?ソリコミ」
出典:クニミツの政

結局の所、このセリフに仕事の本質が込められているんだと思うんだよ。

相手の期待をどうやってもらうか。
相手の期待をどうやって超えるか。

そいつを考えるのが「オモロイ」んだと思うんだよ。

あんただってそうだろう?

「ただ息してろ」って言われてオモロイって思うやつなんていないじゃんか。

無理難題ってサイコーのパズルが人生には用意されている。
そして、その中の一部は仕事の中にある。

「生きてんのか?」とYURIさんは言った。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちは確かに胸を張って「生きてるぜ」って言うために何ができるだろう?

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