あんたはnoteが引っ越しするって記事を読んだかい？

これって結構なことだと思うんだよね。
今まで5年位かけて育ててきたnote.muというドメインパワーを一旦捨てるってことだからさ。

SEO的に考えて長期的視野に立てば良い結果をもたらすって判断なんだろうけれど、実際問題どうなんだろうね？

今回は、noteドメイン引っ越しということについて考えてみる回だ。

この引越、大丈夫なんかね？

一般的なドメイン引っ越しについて調べてみた

ドメイン引っ越しでGoogle先生が新しいnoteを一時的に探せなくなったりしたらものすごい大変だ。

noteにはすでに数多くの記事が投稿されているし、その記事も普通にGoogle先生の検索上位に引っかかってくる状況になっている。
ひとえに、これは今までのnote運営さんの努力と、noteに投稿し続けているあんたの努力の賜物だ。

note運営さんはSEO対策として、ありとあらゆる手を講じてくれているし、あんたの記事もものすごい興味を惹かれる内容をぶっこんでくれている。

その努力の結果としてnote.muというドメインはGoogle先生の中で「お？ここのサイトは有用なんじゃね？」って判断されたこそ、検索上位に名前を連ねうる状況になってきているわけだ。

でも、今回。
note運営さんはドメインの引っ越しを決断したんだそうだ。
その決断にはものすごい多くの議論と逡巡と決断があったことは想像に難くない。

なんつっても、note.muとnote.comでは検索エンジンからすればなんもしなければ赤の他人。
下手をすれば今まで積み上げてきた信頼がものの見事に0ベースになりかねないわけだ。

そうならないためにやることは基本的に2つ。
「リダイレクトの設定」と「Search Consoleでの移行」なんだと。

リダイレクトの設定

こいつは「SEO？なにそれおいしいの？」ってあんたでもイメージしやすいと思う。
note.muのサイトに来たらnote.comにすっ飛ばすってスンポーだ。

そうすることで、「ああ、note.muさんのご親戚？」くらいにはGoogle先生に思ってもらえるってわけだね。

さらに言うなら、今まで検索エンジンでnote.muの記事を開いていたヒトが、note.comの記事を開く様になるから、「おお、note.comの記事は有用なんだね」ってgoogle先生がわかってくれる。

こう言う仕組みでnote.comのサイトパワーがたまるってスンポーだ。

Search Consoleでの移行

こいつはサイト運営をやってみたヒトじゃないとイメージつきにくいかもしれないが、要するに「Search Consoleに登録してるこのサイト、URLを変更したからね」ってGoogle先生にお知らせする作業だ。

Google先生は常に世界中のサイトの使われっぷりを調べまくっている。
まあ、あんたも聞いたことがあるかもしれないが、クロールってやつだ。

このクロールってやつは、実に効率的に行われていく必要がある。

そのために、Google先生はサイトの構造を解析するわけだが、その構造を「こうなってますよ」ってお知らせする機能がSearch Consoleってわけだ。

そうすると、サイト全体を効率的にGoogle先生がクロール出来るようになるので、速やかに検索してもらえるってスンポーだな。

なんでドメインを変えるのか？

そもそもなんでこの引越をやるんだろう？
あんたもそう思ったよな？

もともとnote.muというサイトにパワーが溜まっているんだから、なんでそのパワーを捨てちまうようなことをするんだってさ。

そいつもGoogle先生の仕組みに依存している話らしい。

このnote.muというドメイン。.muってあんまり聞いたこと無いよな。

.muってのはアフリカの東にあるモーリシャスという国のドメインなんだと。

なんかマーク・トゥウェインが「神は最初にモーリシャスを作って、それを真似て天国を作った」って言葉を遺したとかなんとか。

で、この.muドメイン。
日本じゃない国のドメインなわけだ。

そうなってくると、Google先生はこう考える。
「ああ、アフリカの国なら日本人にとってあんまり有用な情報はないよね」ってね。

ところが、note.muは基本、日本人が使っている。

Google先生からすれば、日本人がよく使うアフリカの変なサイトって思うわけだな。

このギャップを埋めるために世界的に使われている.comドメインに引っ越しするってことなんだと。

結果として世界中の検索エンジンからの検索流量を増やすってことらしい。

となると、今まで以上に英語のコンテンツが重要視されてくることになるかもしれないな。

さて、あんたはどうする？

この引越に乗じてなんか仕込んでみるかい？