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伝わるように考えてみた

冬の空って真っ青で気持ちがいいよな。

よく子供が大人にする質問に、なんで空って青いの?ってのがあるよな。

この質問に対して、小学校1年生が分かるように答える方法を今日はちっと気合を入れて考えてみることにしたぜ。

まず、なんで青いのかってのをグーグル先生に聞いてみよう(聞くのかよ!)

空がなぜ青く見えるのか、考えた事はありますか?
空が青いのにはちゃんと理由があります。光は波長によって、色が違います。 太陽光は、地球の空気層(大気圏)に入ると空気中の細かいチリにぶつかり、光の向きがかわります。つまり、波長の短いもの(赤よりも青の方が波長が短い)は、それだけ細かいチリにぶつかる確率が高いので、あちらこちらに光が散らばりやすいということになります。空が青く見えるのは、波長の短い青い光が空いっぱいに散らばっているからです。
出典:http://www.fujitsu.com/jp/group/labs/resources/tech/techguide/list/photonic-networks/p08.html

ふむふむ、富士通さんによれば、そういうことなんだな。

っていうか、上の説明であんた分かるか?なんで、波長が短いとチリに当たりやすいんだよ!とか波長が長いほうがチリが邪魔しそうじゃんか!とか思わんか?

よくよく調べてみると、波長が短いから反射しやすいってよりも、酸素や窒素の固有振動数が青の光の振動数とあっているので、共鳴して青くなるんだそうだ。

だが、今日のお題はこれを小学校1年生にどうやって伝えるかだ。

まず小学校1年生の前提知識から整理してみよう。

(1) アンパンマンは見ている
(2) 力が強いだの弱いだのは理解できる
(3) 小学校や家にあるものはなんとなく使える(パソコンとかそういうのはなし)

このくらいか?

つまり、小学生に空が青い理由を伝えるためにはだ。

(1) 太陽からくる光にはアンパンマンたちみたいに、いっぱいのちからを持ったものが混じっている
(2) 空気の中にはそのいろんな光と仲良しになるやつがいる(酸素とか窒素とか)
(3) 光が空気に入ると、酸素とか窒素と中の良い青が元気になって、空が青くなる。

……あってんのか?これ。

試しに、我が家の息子に説明してみた。

「……なんだよ。分かる?」

「……わかんにゃい

だよなあ。

まあ、自分からなんで空が青いのかって質問をしてくるような子供には通じるだろう。
今日はそういうことにしておこう。

……あんたはそれで納得いったかい?

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