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俺たちが毎朝遅刻しないわけ

何かをするのにタイミングってやつは大切だよな。

最近じゃ、就職戦線は売り手市場らしいよな。そりゃそうだ。少子高齢化でこれからはどんどん新入社員なんて形で入社してくるやつが減って行くこったろう。
中には時間にルーズなやつも出てくるかもしれない。

今日は、俺がゲームから学んだ「遅刻しちゃいけない理由」ってやつを振り返る話だ。

ところで、突然だがなんで遅刻してはいけないんだと、あんたは思う?

遅刻したら相手に失礼だとか、遅刻したら組織としての規律が守れないだとか、色々あるよな。

でも、多分一番の理由はこれだ。

戦力の集中ができなくなる」からだ。

ランチェスターの法則って聞いたことあるかい?
wikipediaによれば、こんな法則だってことだ。

ランチェスターの法則(ランチェスターのほうそく、英:Lanchester's laws)は戦争における戦闘員の減少度合いを数理モデルにもとづいて記述した法則。 一次法則と二次法則があり、前者は剣や弓矢で戦う古典的な戦闘に関する法則、後者は小銃やマシンガンといった兵器を利用した近代戦を記述する法則である。
出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

まあ、ざっくり言えば戦果と人数比の関係についての法則だ。これによると、特に近代戦における二次法則においては、人数比ってのは戦果に非常に大きな影響を及ぼす

つまり、戦略ってのは如何にして自軍の戦闘人数を相手より上回らせるかってことに尽きるわけだ。

なんだ?仕事の話じゃなくて、戦争の話を始めやがったな?とあんたは思うかもしれない。
ところがだよ。この二次法則ってやつは、どうやら競争と名のつくありとあらゆることに応用が効くと言われているらしい

例えばトラブルが起きたときに1日10人を3日に分けて投入するのと、1日で30人投入するのでは意味が違うってわけだな。
つまり、集中するべきときに人的資源を投入するってのがビジネスでの勝利の鉄則ってわけだ。

で、相当回りくどい話になっているが、なんで遅刻してはいけないか?

それは、戦力の逐次投入っていう戦略的に0点な状況を作り出してしまうからだ。

例えば、新人が10分遅刻してくるだろ?そのときに集中してみんなで対処していれば1時間で終わったものを1人が10分遅刻したことで1日がかかりになることってのは、洒落じゃなく本当にあることなんだ

このことを最初に俺が学んだのは、最初に言ったようにあるゲームでの体験だ。

そのゲームは高機動幻想ガンパレード・マーチ

その中にある教師のセリフだ。

レッスン1だ。
 遅刻するな。軍隊ってのは、タイミングが命だ。バラバラと遅れて戦力が入っても、連携がとれない。各個撃破される。
 百人が一斉に掛かってきたら一人では負ける。
 だがその百人がそれぞれ一人、五分づつ遅れてくればオメー、一人でも結構やれる。
 そいつは一対百じゃない。一対一が百回だ。
 そういうこった。だから遅刻するな。
 へぼい学校のように、理屈もなく遅刻するなと言っているんじゃない。
 テメーと仲間の命がかかってるんだ。
出展:高機動幻想ガンパレード・マーチ

そうなんだよ。俺たちは仲間と運命をともにしている。仲間の運命を担っているって思ったら、そりゃ、遅刻なんて出来やしない。
そのことを伝えるのに、このゲームはいいゲームだと思うんだ。

あんたは、どうやって伝える?

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