あんたも日々結構なトラブル対処をしているんだろうなぁ。

実際問題、このコロナの影響で仕事の状況がガッタガタになっているヒトって結構な数になるんだと思う。

ニュースで取り沙汰されている飲食店やイベント関連の施設は言うまでもないんだけれど、俺たちシステムエンジニアにとっても対岸の火事ってわけには行かないんだよ。

何？システムエンジニアなんてリモートワークで仕事できるんだから問題ないだろって？
そうも行かないんだよ。

リモートワークでは出来ない仕事ってのもあるし、何しろ、システム改修の仕事を提案する先のお客様が自粛営業中で、システム提案そのものが出来ない状況が続いている。

なんつーんだ。ワリカシ俺のシステムエンジニア人生の中で最も仕事がない状態が続いている。
マズイ。マズイよこれ。

今回は、そんな状況に対するあがき方ってやつを考えてみる回だ。

ちっとばかり観念的な話になっちまうかもしれないが、付き合ってくれよな。

様々な問題を鋭く気づかせてくれたnote

今回もこの問題に立ち向かうってことについて考えさせてくれたnoteがある。

これね。

うん、安定のウーマンラッシュアワーの村本さんのnoteだね。

どんだけファンなんだって？
良いじゃんかよ、まあ、騙されたと思ってnote読んでみ？

このnoteでは強い言葉で俺たちに訴えかけてくれている。

お前らの一言で街から人はいなくなり店を閉めざる終えなくなった人たちはこの世からいなくなった。
出典：上記note

文脈的にはこの「一言」ってのは緊急事態宣言に伴って営業自粛を呼びかけたことを言っているんだけれど、note全体を見てみると、この「お前ら」は俺たち全員にむけた言葉だってのが分かる。

営業自粛で店を畳まざるを得なかったヒト。
そのせいで未来に希望が持てなくなって自殺に追い込まれてしまったヒトがいる。

それと同時に全国の自殺者の数の推移ってのがある。

今年の1月からの推移はこんな感じになっている。

1月：1,669人
2月：1,444人
3月：1,728人
4月：1,457人
5月：1,501人

緊急事態宣言が4/7～5/25に実施されていたんだけれど、その期間って自殺者って少ない傾向があるんだよな。実態は。

つまり実際に自粛によって経済的困窮につながってしまって自殺を選択してしまったヒトも居たけれど、常日頃のストレス社会から自粛生活で守られたヒトもいたってのが実態ってことなんだろう。

ポイントはこの「緊急事態宣言」ってのが、経済的危機を招いているって面とヒトの心をいたわるっていう二面性を持っているってことなんだろうな。

状態を作り上げているのは誰か

あんたはもしかしたら、今の状況を作り上げているのは新型コロナのせいだって言うかもしれないし、政治家の判断の結果だって言うかもしれない。

でもだよ？
新型コロナのせいで経済がガタガタだ！どうしてくれるんだ！！

って叫んだところで、そいつは天に唾するってやつだ。
なんにも生み出しやしないよな。

じゃあさ？
政治家のせいで経済がガタガタだ！どうしてくれるんだ！！

って叫びたくなるじゃん？
そしたら選挙に行くために今の政治家の行動を整理するなりしておけよって話だよな。

緊急事態宣言一つとっても、「経済がガタガタになった」って側面と「自殺者が減った」って側面がある。
正解はない。
正解はない中で、俺たちはこの状況に納得できては居ないってのも事実だと思う。

納得できない状況。
そいつを誰かのせいにする前に俺たちのせいにしていく。

それが俺たち大人に必要なことだって思うんだよな。

つまり、今の状態を作り上げたのは、他の誰でもない。
俺やあんただってことなんだ。

今の状態が厳しい面も自殺者が減ったっていうやさしい面も併せ持っている。

その上で俺たちが今を納得できないとするなら、俺たちはどうする必要があるのか。

考えようぜ。
俺たちのするべきことを。

俺の大好きなセリフにこんなのがある。

なあ、あんたはどう思う？

俺たちは、俺たちの納得できる世界を作り上げるために何をするべきなんだと思う？